こんにちわ、ひろし(@anime__hiroshi)です!
今回紹介するアニメは、「結城友奈は勇者である」です。
Twitterにて、誰か【⋈】(@uso800_b2w)さんよりすすめていただいた作品です。
先に第1話の感想を言っておくと、

圧倒的に「魔法少女まどか☆マギカ」感が強い!
です。
「魔法少女まどか☆マギカ」をご存じの方なら、あぁそっち系のヤツね。と思っていただけるかと思います。
ただし、まだ第1話しか見ていないので、今後の展開次第ではどこまで「魔法少女まどか☆マギカ」感となるかは分かりませんのであしからず。
以下では、その「魔法少女まどか☆マギカ」を知らない方にも分かり易くアニメ「結城友奈は勇者である」第1話を解説させていただきます。
ポイントは・・・
・どこか破滅的で暴力的
・キラキラしてるけどキラキラしていない
何言ってるの?と思うかもしれませんが、ちょっと強引ではありますが、見れば分かると思います。
ということで早速、アニメ「結城友奈は勇者である」第1話の感想をレビューして行きます!
アニメ「結城友奈は勇者である」のあらすじ
■アニメ「結城友奈は勇者である」公式Youtube動画より
結城友奈は朝起きて、支度して、学校へ行き、授業を受けて、部活して、友達と遊んで…。
そんな普通の日常を過ごしている中学2年生。
あえて特殊な点をあげるなら、彼女の所属する部活「勇者部」。
その活動内容とは? 不思議な存在、バーテックスとは?
神世紀300年、少女たちの物語―。
引用元:公式HPより
前情報なしでアニメ「結城友奈は勇者である」第1話を観た感想・ネタバレ

(C) 2014 Project 2H
人々の役に立つため、さまざまな活動に励む「勇者部」に所属する、讃州中学校に通う普通の中学生の女の子4人が主人公です。
東郷 美森(とうごう みもり)
犬吠埼 風(いぬぼうざき ふう)
犬吠埼 樹(いぬぼうざき いつき)
そんな4人は勇者部の活動として、近くの保育園での校外活動をしていたり、いわゆる普通のごくごくありふれた中学生で・・・
かと思いきや、そんな日常がある日突然崩壊します。
日常から非日常へ

(C) 2014 Project 2H
いつもの日常を送っていた4人ですが、ある日突然、けたたましい警告音と共にスマホに謎の警告画面が現れます。

(C) 2014 Project 2H
えっ!?
樹海化警報??
と、思ってるひまもなく、世界が謎の光に包まれ、気づくとなぜかカラフルな樹海の世界へ

(C) 2014 Project 2H
この流れを見ると感じざるを得ないのが、「魔法少女まどか☆マギカ」の世界観。
誤解を恐れずに言うならば、「魔法少女まどか☆マギカ」は普通の女の子が血まみれの殺し合いをするアニメです。
相当歪曲した言い方をしていますが、間違ってもいないと思います。
で、
まさに、日常から非日常へと変わっていく中で、少女たちは何を見て何を感じ、そして何を失っていくのか・・・。
どこか破滅的で暴力的

(C) 2014 Project 2H
突然謎の樹海に放り込まれた4人を待ち受けていたのは、バーテックスと呼ばれる異形の者。
それを見た犬吠埼風は言います。
だと。
なぜかこの状況を理解している犬吠埼風。
ただ、この状況を説明する間もなく、バーテックスは4人に襲い掛かってきます。
で、どうなるかと言うと・・・
キラキラしてるけどキラキラしていない

(C) 2014 Project 2H
突然ですが、変身します。
理屈は分かりません。
変身して戦います。
ただし、戦う動機、何と戦うのか、なぜ戦わなければならないのか。
これらが全て謎のまま戦闘することとなります。
戦い方も分からないままに・・・
なんだか破滅的な匂いがして仕方がないんです。
絶対ハッピーエンドは待っていないであろう空気感がバシバシ伝わってくるんです。
ある意味、「魔法少女まどか☆マギカ」を知ってしまってるからこそ感じる感覚だとは思うのですが、この直感が当たらない事を願うばかりです。
ちなみに、第1話では、結城友奈の勇者パンチでバーテックスを退治することに成功します。
が、その先に明るい未来が見えるかというと決してそうではなく・・・。
アニメ「結城友奈は勇者である」のネットの口コミや評判は?
続いては、アニメ「結城友奈は勇者である」のネットの口コミや評判についてです。
「伏線の多い作品」
前半は勇者部の何気ない日常とバーテックスとの戦いが続きます。
このあたりはよくあるアニメかと思いましたが、6話が終わってからの展開はとてもよくできています。
とくに前半の何気ない日常が、後半に対する多くの伏線になっているとは思いませんでした。
最終回等の展開はご都合主義と言われがちですが、続編の勇者の章の伏線を多分に含んでいるからではないかと私は考えています。
本作は見返せば見返すほど、味の出るスルメのような作品です。アニメをよく見返す方や、アニメの考察が好きな方はぜひ見てみてください。
また本作はメディアミックス前提ですので、小説やマンガなどを読んでいるとより楽しめると思います。
「喜劇と悲劇の間」
放送当時は日常物が嫌いな自分はスルーしていたのですが、3話4話まで見ていくうちにただの日常物/戦闘物ではないなと気づきました。
そして前情報が全くなかったので8話で衝撃を受けました。
詳しくは語りませんが、最終話も一回見たときはなんだこれ??これで終わり?あり得ない!と思ったのですが
いや、待てよと。
これだけ設定がしっかりしているアニメが理由もなくこんな終わり方にするとは考えられないと思い、考察サイトを色々見るうちに段々理由を考えるのが面白くなり、そして行幸なことに秋から2期もやると知り、毎週楽しみに見てしまいました。
結果、やはり1期最終話にはきちんとした理由があり、2期で理由が明かされることになっています。
なので初見の人は2期も見てみることを強くお勧めします。
「総合的にかなり完成度の高い作品」
ストーリーはちょっと悲しめ、方向性としてはまどか☆マギカみたいな感じで、私はとても好きなジャンルでした。
世界観や設定、作画やキャラの魅力や演出などなど、現代アニメの良いところがたくさん詰まった、とても完成度の高い作品だといえると思います。
さらにこの作品は、メディアミックスを前提に作られたのだろうと思われますが、結果的に放送終了後にも小説や映画など様々な関連作品が好評のようで、そういった点も今風のアニメと言えるのかもしれません。
アニメ「結城友奈は勇者である」第1話はこんな人におすすめ!

(C) 2014 Project 2H
第1話しか見ていませんが、「魔法少女まどか☆マギカ」を好む人ならぜひ観てみて欲しいですね。
私は、第1話を見ただけであの感覚が蘇ってしまいました。
希望と絶望が綯い交ぜになった、残酷で儚くて、運命と宿命に振り回される少女たちの姿。
それでも、その先が気になる作品です。
日常と非日常のギャップを色濃く表したアニメなので、少し怖いもの見たさ感もあります。
ただただかわいい女の子の変身アニメを観飽きた方は、ぜひそのギャップ萌え?に期待してもいいかもしれませんよ。
まとめ
このアニメは、第2期もすでに放送が終了しており、今なお人気のようです。
私は全く先入観・前情報なしで観ましたが、一言で言うと
を感じました。
ひょっとしたら、このアニメ「結城友奈は勇者である」は、胸クソアニメかもしれません。
一方で、実はすごくキラキラした普通の子供向けのアニメなのかもしれません。
ただ、「魔法少女まどか☆マギカ」を、間違っても小学生の女の子に見せようとは思わないのと一緒で、とにかく同じ空気を感じて仕方がないのです。
今言える私の感想は、ただそれだけです。
ということで、以上、アニメ「結城友奈は勇者である」第1話の感想&レビューでした!
誰か【⋈】(@uso800_b2w)さん、本作品をご紹介いただきありがとうございました!
続編となる「結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-」の感想は↓