こんにちわ、ひろし(@anime__hiroshi)です!
今回紹介するアニメは、「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」です。
感想を3行でまとめると・・・
・既視感のある内容だけど・・・
・ツッコミどころ満載の展開が逆に◎
これまであなたが見たアニメや映画・ドラマのワンシーンと思われる部分が多々あるかと思います。
すでに観た人であれば、恐らくそう感じたはずです。
ですが、なぜか嫌味がないというか、またこれかぁ、みたいなネガティブな印象は受けませんでした。
まぁ、王道と言えば王道なんでしょうけど、個人的には評価高めの☆4つです。
ということで早速、アニメ「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」第1話の感想をレビューして行きます!
アニメ「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」のあらすじ
■アニメ「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」公式Youtube動画より
ただ真っ直ぐに、憧れたものを追い続けて──はるか昔。この世界には、エルフ・ドワーフ・吸血鬼・ホムンクルス・人間など、数多の種族が存在していた。
争いの絶えないヒエラルキーの頂点は『ドラゴン』。しかし長い時を経て『ドラゴン』は消え、残った種族たちも共存を選び、時代を重ねるごとに僅かな外見的特徴を残して皆ほぼ人間と変わらない姿となった。
2×19年、東京。平穏になったと思われた現代。それでも犯罪がなくなったわけではない。かつて存在した『ドラゴン』に心酔し、その力を欲するあまり凶行に走る組織――『ナイン』。
彼らは凶悪事件を引き起こし、現在の世界をつくり変えようと画策していた。『ナイン』に対抗するため、各分野のエキスパートを集めた対策室が警視庁で組成される。その名は『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課――通称トクナナ』。
個人の能力はずば抜けて高いものの、「はぐれ者集団」「ごくつぶし集団」とも噂されていた。そんなトクナナに、新たに所属することになった ルーキー・七月清司。個性溢れるメンバー達に翻弄されながら、持ち前の明るさと真っ直ぐさでナイン事件の解決に挑んでいく。
次々と起こる難事件の中で、彼は自分の信じる正義を見つけられるのか――。
引用元:公式HPより
前情報なしでアニメ「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」第1話を観た感想・ネタバレ

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課
トクナナの魅力は3点です。
・既視感のある内容
・ツッコミどころが多すぎる
これらについて、解説します。
魅力的なキャラクターが攻殻機動隊的な?
ぶっちゃけ攻殻機動隊感は否めません。
それぞれが、攻殻機動隊の誰かに似てたりしますが、まぁその辺はフィクションなので(笑)
七月 清司

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課
脳みそ筋肉のパターンです。
感情が先走り、後先考えないタイプ。
バカだけど、憎めないバカ。
まっすぐで、曲がった事が大嫌い。
ひとりでは頼りないけど、仲間の力で成長していく、分かり易いタイプ。
一ノ瀬 栞

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課
なんだか謎多き男。
バディ物のしっかりしてる方の役。
理性で動くが、時に感情で突き進み、結果プラスとなる。
そんな感じかな?
二条 クジャク

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課
頭脳はタイプ。
よくいるタイプで、合理的・論理的でない事は嫌い。
感情ではなく、理屈で動くタイプ。
ある意味扱い易い。
四季彩 紅音

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課
個人的に登場人物の中で一番好きです。
その魅力は↓で主観たっぷりで紹介しています。
ベルメール・サンク

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課
メカオタクの僕っ子キャラ風。
こういった組織物だとよくいるタイプです。
ただ、かわいいは正義です。
遠藤 六輔

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課
隻眼のスナイパー?
それとも、ものもらいスナイパー?
おっさんだけど、ちょっぴりダンディでカッコイイ。
桐生院左近零衛門

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課
攻殻機動隊でいうところの荒巻大輔です。
何を考えているか分からない、飄々としており、やる時はやるし、部下思いでルールに縛られることを良しとしないタイプ。
組織では嫌われるタイプだけど、頭もキレて仕事も出来るので外す事は出来ない、扱いにくいタイプ。
踊る大走査線的な?

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課
強盗犯の装甲車両を止めるために、レインボーブリッジを爆破します。

おー、この流れ見た事あるやーつ!
踊る大走査線では、レインボーブリッジを封鎖しましたが、トクナナでは破壊します!
後々の修復を考えると、1億2億の話ではなく、何百億レベル?
(1993年竣工:当時の総工費で1,281億円だそうです)
まぁ、フィクションなのでそんな事は気にしません。
こういう突飛な展開は大好物です。
四季彩紅音(しきさいあかね)がカッコイイ!!
いわゆる、女版石川五右衛門です。
今のところ、それ以上でもそれ以下でもありません。
拳銃に刀一本で立ち向かう姿がヤバイっす!

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課
ただただ、カッコイイよくないですか?
と思うかもしれませんが、まぁアニメなのでそんな事は気にしません。
相当、私の好みと主観が入ってますが、こういうタイプ好きです。
今は「ツン」の部分しか見えていませんが、必ずどっかで「デレ」の部分を見せてくるはずです。
強くてカッコよくて、そしてたまに弱い部分を見せてくる・・・みたいな。
誰か共感していただけますか?^^;
銀行強盗の現場でしゃべりすぎ

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課
主人公の七月清司と一ノ瀬栞は、銀行強盗の現場にたまたま非番で鉢合わせします。
強盗犯に「手を上げろ」と脅されている状態で、結構しゃべります。
緊張感溢れる現場なのに、あまり緊張感を感じさせない感じですが、物語の進行上ここで状況説明をしておかないといけないので仕方ありません。
こういう設定は私も大人なので許容範囲です(笑)
結束バンドを自力で切断する

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課
七月清司は人質となり装甲車で連れ去られるのですが、後ろ手に縛られた結束バンドを自力で引きちぎります。
人間の力で引きちぎるとか無理だから。
ついでに言うと、後ろ手に結束バンドで拘束する時は、親指の根元同士をくっつけて結ぶんじゃないのかな?
でも七月清司は、その結束バンドを引きちぎって、拳銃を持った犯人に無謀なグーパンチを食らわせます。

いやいや、ちょっと待てと。
拳銃持った相手にグーパンチって。
で、どうなったかというと・・・
至近距離から拳銃で撃たれるも・・・

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課
これに怒った犯人に頭を捕まれ超至近距離で撃たれます。
密着した状態で撃たれ、猛スピードで走る装甲車から転落。
地面を転がってしまった七月清司。
果たして彼は無事なのか!?
七月清司の安否は!?

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課

はい、元気です。
あの至近距離ですが、弾を避けたそうです。
猛スピードの装甲車から落ちましたが、恐らくものすごく器用に受身を取ったのでしょう。
七月清司は無事でした。
・・・
うそ~~~ん!!
そんな事あるぅ~~~??
まぁ、アニメなんで(笑)
ライフルの名手?
遠藤六輔はライフルの名手です。
レインボーブリッジを走る装甲車両を遠く離れたビルの屋上から狙います。
長物のライフルです。
そのライフルを・・・

(C) 特殊凶悪犯対策室 第七課
立ったまま撃ちます!

えっ!?うそ~ん!!
こんな長物のスナイパーライフルをそんな態勢で撃てるの?
普通は↓みたいな感じで使うんじゃないの?

出典元:暮らし~の様HPより
https://kurashi-no.jp/I0016741
どこかに固定しないと、ライフルの自重で焦点合わなくないの?
というツッコミをしたくなるのですが、まぁカッコイイので問題ありません。
アニメ「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」のネットの口コミや評判は?
続いては、アニメ「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」のネットの口コミや評判についてです。
ノリはよくて勢いはいいのに地味……
もっとこの作品固有の要素がほしい。
せっかくのファンタジー要素が活きてない。
エルフやドワーフや吸血鬼、ホムンクルスやドラゴンなどが、ごちゃごちゃと共存しているはずなのに……この世界に必要な特別な法律や規則や施設などがなく、ほぼ普通の日本の日常風景しか描写されない。
最初の強盗事件も装備が豊富なだけの普通の強盗事件だし、次の話もドラマで出てきそうな殺人事件だった。
魔法や魔道具など、ファンタジーじゃなければ表現できないであろう特別なところはなかった。
キャラクターも今のところ、種族と性質で色付けされているだけで、それぞれの専門分野で実力の高い普通の人間でも問題ないように感じる。
ファンタジー要素を含むと思いきや…
警察組織、窓際部署、特異能力者の集まり、クライムアクション、クライムサスペンス、亜人種、という要素を含んでいます。第1話は主人公の新米刑事がどういう性格かを中心に描かれています。「コレ!」っていうような取り立てる点は感じませんでしたが、特に悪い点なども感じませんでしたので、何話か観てみないとっていう感じですかね。
アニメ「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」第1話はこんな人におすすめ!
↑でも紹介したように、いろいろとツッコミ所は多いのですが、どれも好感の持てるツッコミ所なので、個人的には全然ありでした。
ですが、こういった考察事が好きで異論を唱える方はある一定いると思いますので、そういった方にはおすすめできないかもですね。
ただ、別の目で見れば、攻殻機動隊的な雰囲気があろうが、ツッコミ所がいくらあろうが、
ちょっとポンコツな主人公と、それを取り巻く一筋縄でいかない連中。
デコボコな人間?が集まったらこんなにおもしろくなりました、みたいな設定の好きな方にはぜひおすすめですよ。
まとめ
ところで、公式のあらすじでは、エルフやドワーフがみたいな事も書かれているし、オープニングでも種族がどうこうという話が出てきます。
ですが、
種族間の抗争であったり差別であったり・・・。
そういった関係性も今後のストーリーの大きなポイントとなるのかもしれませんが、せっかく種族という概念を入れているのであれば、その要素をもう少し見せて欲しかったかなぁ。
「トクナナ」は、全般的に既視感の強いアニメではありましたが、なぜか許せてしまうというか、先の気になるアニメでした。
ということで、以上、アニメ「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」第1話の感想&レビューでした!