こんにちわ、ひろし(@anime__hiroshi)です!
今回紹介するアニメは、2020年1月スタートの「魔術士オーフェンはぐれ旅」です。
後から知ったのですが、この原作はもう25年以上前になります。
ライトノベルから火が付き、マンガ・アニメ化もされて、シリーズ累計発行部数は1,200万部を突破しているそうです。
そして、「シリーズ生誕25周年プロジェクト」の一環として、新作テレビアニメが放送となったそうです。
で、第1話を観た感想は・・・

なんだ、このアニメは!?
なかなかひどいです。
とても第2話を観ようと思えませんでした。
こんな作品が25周年って・・・。
恐らく原作はもっとおもしろいんでしょうが、アニメ化に失敗したのかなぁと思います。
それとも、私の感性がよほどずれているか・・・です。
私が感じたポイントは
・BGMがヤバい
・無駄に格闘要素のクオリティが高い
このあたりでしょうか?
ということで早速、アニメ「魔術士オーフェンはぐれ旅」第1話の感想をレビューして行きます!
アニメ「魔術士オーフェンはぐれ旅」のあらすじ
■アニメ「魔術士オーフェンはぐれ旅」公式Youtube動画より
「見ないで、お願い・・・」
「彼女は必ず俺が守る!」
義姉のように慕い《天魔の魔女》と呼ばれるアザリーや仲間と共に、魔術士養成機関《牙の塔》で修行をするキリランシェロ―。
ある日、彼は見た。
異形の姿に変容するアザリーを。
そして、運命を変えるという一本の剣を奪い失踪した彼女を救う為に、キリランシェロはオーフェンと名を変え、《牙の塔》を出奔し旅に出る。
それから五年……、ついにオーフェンはアザリーとの再会を果たす―。
一方、かつての師であり、大陸最強とわれる黒魔術士チャイルドマンとかつての仲間、ハーティア、コミクロン達は姿を変えたアザリー討伐に向かっていた―。
様々な思惑が交差する中、おしかけお嬢様クリーオウ、弟子の少年マジクとの旅の中でオーフェンは一体何を想うのか。
引用元:公式HPより
前情報なしでアニメ「魔術士オーフェンはぐれ旅」第1話を観た感想・ネタバレ

(C) 秋田禎信・草河遊也・TO ブックス/魔術士オーフェンはぐれ旅 製作委員会
25年以上の歴史を持ち、多くのファンがいるであろう「魔術士オーフェンはぐれ旅」。
ただ、初見の私が観ても相当まずいレベルだったと思います。
どのへんがまずいのか?
私の感想を↓で解説します。
中途半端なお笑い要素

(C) 秋田禎信・草河遊也・TO ブックス/魔術士オーフェンはぐれ旅 製作委員会
そもそも、アニメ「魔術士オーフェンはぐれ旅」ってギャグアニメなの?
シリアスな中にもギャグ要素を持ってきて、箸休め的な使い方をしたいのかな?
まぁ、どっちでもいいのですが、正直中途半端だったか思います。
序盤に出てくる↓のシーン。

(C) 秋田禎信・草河遊也・TO ブックス/魔術士オーフェンはぐれ旅 製作委員会
主人公のオーフェンは、まだ年端も行かない兄弟に金を貸しているらしく、それを取り立てます。
で、踏み倒します。
25年前だったら視聴者から指摘を受けなかったかもしれませんが、このご時世です。
この表現は相当まずくないですか^^;
さらに↓のシーンでは、ケガした人に治癒魔法をかけるのですが・・・

(C) 秋田禎信・草河遊也・TO ブックス/魔術士オーフェンはぐれ旅 製作委員会
ここは笑うとこなの?
真剣に治癒してるシーンでいいの?
なんだかものすごく滑稽に見えません?
そして極め付けがコレ↓。

(C) 秋田禎信・草河遊也・TO ブックス/魔術士オーフェンはぐれ旅 製作委員会
いやいやいや、これを観て昭和の人は笑えるかもしれませんが、最近の若い人には意味分かんないんじゃないかなぁ?
製作してるおじさん達はこれを観て昔のドッキリテレビを想起できたかもですが、今の人には分かんないですよ。
雰囲気は伝わるかもだけど、なかなか本質は伝わらないと思いますよ。
これだけでも残念なギャグアニメだなぁという感想になってしまうのですが、それに輪をかけてやばいのがBGMです。
BGMが良く分からない

(C) 秋田禎信・草河遊也・TO ブックス/魔術士オーフェンはぐれ旅 製作委員会
序盤の↑のシーンでBGMが流れます。
これが相当やばい。
酒場でオーフェンの魔法に憧れる少年と話をするシーン。
しかも、シーンに全く合ってない!!
ここ、相当やばいと思います。
まじで、作品を台無しにするくらいのレベルでやばいです。
多分、このシーンを観た人のほとんどが思ったんじゃないかなぁ。
原作者側からのチェックとかなかったのかな?
もし自分が原作者だったら、完全にやり直しを依頼するレベルでした。
魔術士なのに格闘スキルが高い

(C) 秋田禎信・草河遊也・TO ブックス/魔術士オーフェンはぐれ旅 製作委員会
ギャグ要素は意味分かんないし、BGMも酷いし、なんだこれ?と思って、第1話の途中で視聴を辞めようと思ったくらいだったのですが、個人的にいいなと思ったのが後半での格闘シーンです。
えっ?魔法使わないの??
もうその感想しかないのですが、ただ、その格闘シーンの作画は私の好みでした。
コマ割りは微妙だったのですが、中途半端な格闘ではなく、ちゃんと格闘してるんです。

(C) 秋田禎信・草河遊也・TO ブックス/魔術士オーフェンはぐれ旅 製作委員会
相手の右ストレートをライトクロスっぽい感じでかわしてからの肘鉄であったり、巧みな足さばき。
相手に背中を見せてから攻撃へ移行する所作。
恐らく作画担当の方は相当格闘技に精通していると思われます。
ただどうしても気になるのは、なぜ魔法を使わないのか・・・。
アニメ「魔術士オーフェンはぐれ旅」のネットの口コミや評判は?
続いては、アニメ「魔術士オーフェンはぐれ旅」のネットの口コミや評判についてです。
リメイクが上手くいってる作品けっこうあるのに……
リメイクしてくれて本当にありがとう。
うれしい。本当にうれしい。
オーフェンの声優は、リメイク前の作品と変わらず、森久保祥太郎さん。
ストーリーは原作小説第一巻の流れを汲み、番外編のコギーまで登場させてくれちゃってw
ギャグシーンとシリアスのバランスはこれでいい。
原作の雰囲気にピッタリ酷似している。
所々で使われる原作絵も、ボルカンのあのわけわからん暴言も懐かしいw
正直、感無量だ。
でも頼む……もっかい作り直してくれ……。
【典型的な低コストアニメ】原作組が批判してもいいレベル
典型的な低コストアニメですね。
作画の乱れや動きがおかしいところなどチラホラありました。
旧い名作と言うのは、制作コストを調達するのが難しいのでしょうか。
それだけではなく、演出やシナリオがイマイチでストーリーが分かりづらかったです。
そして、緊迫感やスピード感に乏しく、盛り上がるだろうと思うところで盛り上がらない残念な出来でした。
これは流石に原作に愛着がある人が批判してもいいレベルと思います。
元々原作は、映像化が難しいという評判の小説ですけど。
ちゃんと古臭い
絵柄が20年前のスレイヤーズとかその辺の作画を彷彿とさせてくれる。
リメイクだからと今風の絵柄になってお前誰やねん!とはならなかった。
まあ、私原作読んでなくて、当時のアニメも見てないんですけど。
でも、観てて「ああ、古臭い!懐かしい!!こんな感じのキャラ絵だったよね!!」
という認識になれたので、もうそれだけでほっこり。
原作と内容が違えてないないのか全然違うのかはわからないけれど、学生時代にフォーチュンクエストとかは観ていた人間的には、全然問題ないように思えた。
アニメ「魔術士オーフェンはぐれ旅」第1話はこんな人におすすめ!

(C) 秋田禎信・草河遊也・TO ブックス/魔術士オーフェンはぐれ旅 製作委員会
なんだか口コミを見ると、きつめの感想が多いですね。
私もそうでしたが、
毎クール全てのアニメを視聴しないと気が済まない!という人は観てもいいかもしれません。
ですが、ほとんどの人は、全てを観る時間もないので取捨選択をしているはずです。
であれば、間違いなく切ってもいいアニメとしか言いようがないです。
あえてストーリーに触れていませんが、アザリーはなんでドラゴンに変身しちゃったんでしょうね?
第1話とは言え、もうちょっと解説があってもよかったのでは?
う~ん、これ1クール続くのかなぁ。
途中打ち切りにならない事だけを祈りたいですね。
まとめ
個人的感想のまとめは↓です。
・BGMが致命的
・格闘シーンはこだわりを感じる
原作が人気なだけに、ファンからすると残念だったでしょうね。
このレベルでのリメイクなのであれば、もう少し準備期間を設けてでもクオリティを上げた方がよかったのではないでしょうか?
低予算で急ごしらえ感が否めません。
25周年作品なのであれば、もうちょっとお金もかけられたのでは?
原作ファンにとっては、ひょっとしたら黒歴史になりそうな気もしないでもないですが、第2話以降での巻き返しに期待したいところです。
ということで、以上、アニメ「魔術士オーフェンはぐれ旅」第1話の感想&レビューでした!
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