こんにちわ、ひろし(@anime__hiroshi)です!
今回紹介するアニメは、「真夜中のオカルト公務員」です。

「オカルト公務員」という日本語自体が、日本の歴史上初めて使われたとは思われるんだけど、一体どんな内容のアニメなんだろう?
タイトルだけで言うと、それほど期待の持てないアニメかなぁと思っていたのですが、実際観てみたら、
と思ったのが第一印象でした。
ということで早速、アニメ「真夜中のオカルト公務員」第1話の感想をレビューして行きます!
アニメ「真夜中のオカルト公務員」のあらすじ
■アニメ「真夜中のオカルト公務員」公式Youtube動画より
東京23区全ての区役所に人知れず存在する“夜間地域交流課”。
そこは“オカルト的事象”を解決する、特殊な課だった。
そこに配属された社会人一年生の宮古新。
新宿御苑で会った天狗に「安倍晴明だ」と言われ!?
引用元:公式HPより
前情報なしでアニメ「真夜中のオカルト公務員」第1話を観た感想・ネタバレ

妖精
↑のあらすじにもあるように、主人公の宮古新は“夜間地域交流課”に配属されます。
そこの通過儀礼として、本当の業務内容を教えられるとともに、新宿御苑に住み着く天使や妖精・天狗の姿を見せつけられることになります。
これまでの新人は、この光景を観て腰を抜かしたり、泣き叫ぶ者もいたようだが宮古新はそうではありませんでした。

真夜中のオカルト公務員:幻獣
そこで発覚したのが、なんと主人公宮古新だけが、アナザーと呼ばれる異世界生物の声を聴くことが出来るということ。
先輩たちはアナザーの言葉が理解できないのだが、なぜか宮古新にだけは理解が出来てしまう。
そのため、宮古新は天使と天狗の若い二人が恋に落ちていることを知るのでした。
とまぁ、ここまでが第1話の導入部分の流れです。
なんかどっかで聞いたことのあるような話の流れではありますが、個人的にはありです!
100%ぶっ飛んだ内容でもないし、5歳の子がまだサンタクロースを信じるように、大人でもこういった話を信じたい、とは思うもの。
私は、そんなちょっと夢見る少女的なストーリーが嫌いじゃないので、つかみの段階ですでに引き込まれてしまいました。
天使と天狗が恋に落ちる

真夜中のオカルト公務員:愛し合う天狗と天使 なんか天使デカくね??
人間も天使も天狗も一緒で、恋は盲目のようです。
どうやら、天狗と天使の種族間の恋愛は御法度のようで、恋に落ちたふたりは周りから盛大に反対され、それが種族間抗争の様相を呈してきます。
いわゆるオカルト版ロミオとジュリエットとでも言えば分かりやすいかと思います。
ここでのポイントは、
という事。
新入りにも関わらず、アナザーの存在を知っても動ずることなく、しかもアナザーの言葉まで理解してしまう。
ひょっとしたら、この宮古新という青年は何か特殊な能力でも持っているのでは?
そう思わせる演出に惹きつけられ、続きの第2話が観たくなってしまいました。
こういったオカルト的かつ、ミステリアスな展開が嫌いではいので、ついつい続きが気になってしまいます。
インフレ気味な天狗と天使

真夜中のオカルト公務員:大量の天狗と天使
ちょっと余談です。
第1話全体を通して、個人的には話の流れも好きですし、続きを観たいとは思ったのですが、作画というか設定というか??と思うところがありました。
それが、天使と天狗の数です。

あまりにも数が多すぎませんか??
種族間の抗争を思わせるには、数で圧倒するのも観る者を引き付けるかもしれませんが、ちょっとやりすぎなのでは?
どちらも架空の存在なのであまり数で来られると、物語の現実味がなくなってくると思うんですよね。
不自然さが出てくるというか、物語に没入できなくなるとでも言えばいいでしょうか?
なので、このシーンだけはちょっと違和感が残りましたね。
アニメ「真夜中のオカルト公務員」のネットの口コミや評判は?
続いては、アニメ「真夜中のオカルト公務員」のネットの口コミや評判についてです。
主人公は戦わない
原作ファンです。
この作品は、タイトル通り公務員が主役のお話です。
設定や出だしからは、不思議な力を持つ主人公が今後その力で怪奇と戦う話になると思われる方も多いでしょう。
しかしながら、原作をご存知の方はおわかりかと思いますが、このお話の主人公は基本的には戦いません。
ではどうやって人ならざるものと対峙するのか。
それは、交渉力です。これがこの話のすべてです。
しかも、主人公自身には特にこれといってカードがありません。主人公のカードは「砂の耳」と「前世が清明」。これだけです。
これ2019年のアニメ?
90年代のアニメのリメイクかと思うほど何もかもが古い主人公は安倍晴明の生まれ変わりで特別な力を持っていて
天使と天狗が駆け落ちしようとするとか
昔飼っていた猫がネコマタになっていて再開するとか
女みたいな外見の男の妖怪が前世からの知り合いでよう久しぶり~みたいに声かけてくる
キャラデザも80年代の花とゆめみたいで作画も1話から不安定…
これが2019年の連載作品でアニメ化するものなのかと衝撃を受けた
作者がベテランのお年寄りなのか?もしくは社長の親族とか?
だからこのご時世にこんな化石みたいな漫画をアニメ化までしてもらえるのか?
内容もまったく新しさのない100万回こんな話見たわ!みたいな展開ばっかりで
何がウケてるんだろう~びっくりだな…
原作ファンにしかウケないアニメ
原作が漫画で「真夜中のオカルト公務員」と言うタイトルにひかれ期待大で視聴しました。
アニメを数話視聴しましたが「いつ面白くなるのだろう?」と言う状態です。
原作漫画も1巻だけ読んで見ましたがアニメの方が構成は上ですね。
漫画は素人レベルの作画&コマ割りで、あまりの酷さにビックリしました…。
そんな原作をフォローするカタチでアニメの方が構成は上ですが、それでもイマイチ
盛り上がりに欠ける内容で…この淡泊さが本作品の良さなのでしょうか?
天使に悪魔、妖怪、妖精、日本の神様、外国の神様は一様にアナザーと呼ばれておりバラエティーに富んだ
キャラクター達が芯の無い設定に思え屋台骨を無くしている要因でもあるような気がします。
又、話数が増えるにつれ作画の崩壊が酷いです。
柔らかなストーリーの中に繊細な心の機微が描かれた「夏目友人帳」や
コミカルでキャッチーな魅力がある「不機嫌なモノノケ庵」は面白いと思いますが、
本作品に面白さや魅力は全く感じませんでした。
アニメ「真夜中のオカルト公務員」第1話はこんな人におすすめ!

真夜中のオカルト公務員:謎の天狗?
↑の口コミを観ても分かる通り、どちらかというとアニメファンの間では評価は低いようです。
確かに絵がキレイとか、作画が・・・構図が・・・演出が・・・というような特筆すべき点はありません。
ですが、第1話の最後に謎の天狗が「安倍晴明」という、オカルト好きにはたまらないキーワードを出して終わるとか。
オカルト好き兼アニメファンにはたまらない展開だとは思うんだけどなぁ。。。
そういった点で共感できる人には、ぜひアニメ「真夜中のオカルト公務員」をおすすめしたいですね。
逆にそういったオカルトに全く興味のない人は、観ても面白くないかと思うので違う作品を観ることをおすすめします。
まとめ
主人公は類まれな能力として、アナザーの言葉を理解することが出来ます。
また主人公宮古新にしかその能力がないために、オカルト事件を解決するためにより尽力しないといけなくなる。
どうやら、
になるようです。
一般的には、立てこもり犯なんかと交渉する、ネゴシエーターが有名ですが、このアニメで言うならば、さしずめ、
ということになるんでしょうね。
なんだか響きもいいし、個人的には好きなんだけど、世間的には評価の低いアニメのようです。
まぁ、ここまで言ってきた内容は私の個人的な感想ですので、参考程度に聞いていただければと思います。
ということで、以上、アニメ「真夜中のオカルト公務員」第1話の感想&レビューでした!