こんにちわ、ひろし(@anime__hiroshi)です!
今回紹介するアニメは、2020年1月スタートの「虚構推理」です。

う~ん、なんだこれ?
口コミとか見ると、結構評価が高かったりするのですが、私が観た感想は、なんだこれ?でした。
なぜそう思ったかと言うと、
・推理していない
この2点が非常に大きかったんです。
いやいやそんな事ないよ~と思われる人もいるかもしれませんが、初見の方には私の感想や評価も参考にしていただければと思います。
ということで早速、アニメ「虚構推理」第1話の感想をレビューして行きます!
アニメ「虚構推理」のあらすじ
■アニメ「虚構推理」公式Youtube動画より
“怪異”たちの知恵の神となり、日々“怪異”たちから寄せられるトラブルを解決している少女・岩永琴子が一目惚れした相手・桜川九郎は、“怪異”にさえ恐れられる男だった!?
そんな普通ではない2人が、“怪異”たちの引き起こすミステリアスな事件に立ち向かう[恋愛×伝奇×ミステリ]!!
2人に振りかかる奇想天外な事件と、その恋の行方は――!?
引用元:公式HPより
放送スケジュール・キャスト・スタッフ
放送スケジュール | 2020年1月11日(土)~ テレビ朝日ほか 配信:dアニメストア、GYAO!、ほかにて |
キャスト | 岩永琴子:鬼頭明里 桜川九郎:宮野真守 弓原紗季:福圓美里 七瀬かりん:上坂すみれ 寺田刑事:浜田賢二 桜川六花:佐古真弓 |
スタッフ | 原作:城平京(講談社タイガ刊) 漫画:片瀬茶柴(講談社『少年マガジンR』連載) 監督:後藤圭二 シリーズ構成:高木登 キャラクターデザイン・総作画監督:本多孝敏 アニメーション制作:ブレインズ・ベース 制作:NAS |
前情報なしでアニメ「虚構推理」第1話を観た感想・ネタバレ

(C) 城平京・片瀬茶柴・講談社/虚構推理製作委員会
あらすじだけ見ると、怪異=妖怪で、その妖怪にまつわる様々な事件やミステリなんかを、金田一耕介並みの推理で解決していく。
また、そこにちょっと恋愛要素もあったりして、今までにないジャンルのアニメが登場!
みたいな内容を想像していたのですが、そうではありませんでした・・・。
ジャンルが分からない

(C) 城平京・片瀬茶柴・講談社/虚構推理製作委員会
あえて言うなら、ゲゲゲの鬼太郎と世にも奇妙な物語を足して2で割った感じでしょうか?
主人公の岩永琴子は11歳の時に怪異にさらわれて、右目と左足を失います。
(ここの詳細が語られないので、あまり意味が分かりません)
ただ、それをきっかけに怪異に神と持ち上げられます。
そんな岩永琴子には好きな人がいます。
桜川九郎です。
琴子が九郎を好きになったのは、かつて病院でこけそうになった時に助けてくれた命の恩人だったから。
まず、ここがわかんなかったんです。

こけそうになったのを助けてくれたくらいで、「命の恩人」だなんて思う??
で、その事を引き合いに出して、琴子は九郎に交際を迫ります。
当然九郎は断ります。
でも、琴子は先に下調べをしており、九郎が最近彼女と別れたことを知っています。
今はひとりなんだし、だったら私と付き合ってよ、みたいな流れになります。
文字にすると数行なのですが、
ように感じます。
しかも、場面があまり変わらずベンチに座ってずっとしゃべってるんです。
いろんな効果を狙ってのことなのかもしれませんが、正直観るのが退屈でした。

(C) 城平京・片瀬茶柴・講談社/虚構推理製作委員会
その後、琴子は自分の秘密を九郎に語るのですが、いまいちシリアスなのかホラーなのか、はたまたギャグ要素もあるのかわかんないんですよね。

(C) 城平京・片瀬茶柴・講談社/虚構推理製作委員会
↑みたいにカッパの話の時には、ちょっと恐い姿が出てくるのですが、と思ったら

(C) 城平京・片瀬茶柴・講談社/虚構推理製作委員会
こんなカッパも出てきます。
ちょっと見てて迷子になるんです。
ゲゲゲの鬼太郎に出て来るような、愛着のあるキャラでもないし、感情移入もしにくい。
で、まぁいろいろあって、琴子と九郎はドラゴンのような怪異に襲われます。

(C) 城平京・片瀬茶柴・講談社/虚構推理製作委員会
琴子が特殊な能力でも発揮して戦うのかと思いきや、消火器で殴ります。
当然そんな消火器で倒せるわけもなく、琴子と九郎がピンチに!!
あー!!危ない!!
って、思ったら突然!!

(C) 城平京・片瀬茶柴・講談社/虚構推理製作委員会
九郎の腕をドラゴンが食べてしまいます。
ここの描写、かなりリアルです。
鮮血の飛び散り方が相当描き込まれています。

あーー!九郎の腕がーーー!!
それなのに、九郎は顔色ひとつ変えません。
こいつ痛覚ないのかよ!?
と、思っていたら、
そして、九郎の腕が再生!?
元通りになります。
という事なんです。
たぶん、第1話のオチであり、最大のネタバレになるんだと思います。
ですが、自分の中ではいまいち盛り上がりませんでした。
ホラーっぽいけど、ホラーじゃない。
ミステリアスな雰囲気もあるけど、くだけた作画・表現もある。
戦闘シーンはリアリティあるけど、それほど推してなさそう。
現代版ゲゲゲの鬼太郎って思っていいのかな?
九郎が鬼太郎で、琴子が猫娘。
第2話以降で、ネズミ男や砂かけババアみたいな怪異も現れるのでしょうか・・・。
推理してないけど・・・

(C) 城平京・片瀬茶柴・講談社/虚構推理製作委員会
そもそも第1話の中では、あまり推理してないんですよね。
第1話のあらすじ的には・・・
↓
自分の素性を明かす。
↓
ドラゴンが現れる。
↓
実は九郎が異能力者でさくっとドラゴン退治する。
えっ!?
推理はどこ行った?
タイトルは「虚構推理」。
怪異と呼ばれる妖怪やドラゴンも出て来たので、「虚構」は分かる。
ただ「推理」がない。
ひょっとして、九郎の元彼女の事を推理するシーンをそれと置き換えてるとか?
女の子の恋愛四方山話を推理とな?
う~ん、評価に苦しむ。
ひょっとしたら、第2話以降で、怪異が引き起こす難解な事件を2人の推理と能力で解決する!
みたいな流れになるのかもしれませんが、第1話では全くタイトル回収になってませんでした。
舞台化したらおもしろそう

(C) 城平京・片瀬茶柴・講談社/虚構推理製作委員会
基本的にはあまりおもしろくなかった、というのが私の感想なのですが、ただ思ったんですが、この作品は舞台化したらおもしろくなりそうです。
冒頭からの、九郎に琴子が付き合いを迫るシーン。
アニメだと長く感じます。
たった30分のアニメなのに、そんなに尺必要?とも思いました。
わざわざ回想シーンまで差し込んだ割には、あまり印象に残らないパートでした。
ですが、ここまでの登場人物は2人しかいないし、ひょっとしてこれ
という感想に行き着きました。
原作を知らないくせに勝手なことを言って申し訳ないのですが、演技派の俳優さんにぜひ舞台でやってみてほしい。
ふたりの掛け合いは、舞台だと心地よく感じそう。
病院の看護婦の噂話のシーンもそうだし、過去シーンを琴子役の人がどう表現するのか?
また、それに対して最初はクールに見せていた九郎がどうほぐれていくのか?
アニメだとどうしても表現しにくい部分も、舞台だとより際立って見せる事が出来ると思うんだけどどうだろう?
アニメ「虚構推理」のネットの口コミや評判は?
続いては、アニメ「虚構推理」のネットの口コミや評判についてです。
なんだか物足りない感
キャラデザも綺麗だし、事前情報だと面白くなりそうな要素いっぱいで期待したんですが、何だか肩透かし感。
ヒロインのキャラクターの性格も好きな人は好きでしょう。
主人公はなんだか声と人物に違和感があるけど、無難な感じ。
個別に面白そうな要素はたくさんあるのに、なんだか印象に残らないと感じました。
決してつまらないという訳ではないんですが、好みに合わなかっただけかもしれません。
ヒロインが可愛いと思える人は楽しめるかもしれません。
面白い
どんなアニメか分からず見てみたけど面白かった。
ストーリーも個人的には、かなり好きなジャンルだし作画もかなり綺麗なのでこれからが、かなり期待できるアニメだと思う。
続きが楽しみ
事前情報も何も知らずに、1話を見た時点での感想だが、とてもおもしろい。
続きが楽しみ。
まとめ

(C) 城平京・片瀬茶柴・講談社/虚構推理製作委員会
私の感想としては、

どこを向いてるアニメか分からない。
という印象が強い作品なので、人にすすめるというよりは、他の人の意見をもっと聞いてみたい、といった感じですかね。
おもしろいという人もいるし、そうでもないっていう人もいるし。
個人的には評価の低いアニメではありますが、一方で高めの評価や感想を抱く人もいるようなので、もうちょっと話数が進むと印象が変わるのかもしれません。
私は今の所第2話を観る予定はないですが、興味のある方は、とりあえず第1話だけでも観てみることをおすすめします。
果たして、あなたも私と同じ感想を持つのか?それとも・・・。
ということで、以上、アニメ「虚構推理」第1話の感想&レビューでした!
⇒dアニメストアに無料登録して今すぐ観よう!