こんにちわ、ひろし(@anime__hiroshi)です!
今回紹介するアニメは、「賢者の孫」。

魔法ファンタジー系は大好物です!
タイトルから察するに、伝説の魔法使いである賢者の孫が活躍するファンタジー系アニメを想像するのですが、実際はどうなのでしょう?
実は、先に少し口コミを観てしまったのですが、
とはいえ、観る人によってとらえ方は変わってくると思うので、改めて第三者の目線で観てみました。
ということで早速、アニメ「賢者の孫」第1話の感想をレビューして行きます!
アニメ「賢者の孫」のあらすじ
■アニメ「賢者の孫」公式Youtube動画より
事故で死んだはずのサラリーマンは、なんと赤ん坊として異世界へと転生する
。そこで賢者・マーリンに拾われ、「シン」と名付けられる。
賢者たちに育てられ、規格外の魔法を操れるようになったものの、なんと常識を教えられていなかった!森を出て買い物すらしたことのない15歳。
そんな世間知らずのシンは、友人を得るため、そして常識を身につけるため高等魔法学院に入学することになる。
引用元:公式HPより
前情報なしでアニメ「賢者の孫」第1話を観た感想・ネタバレ
第1話だけしか観ていません。
ですが、第1話って最も大事だと思うんですよね。
第1話が面白くないと、やっぱりその先を観てもらえませんから。
それを踏まえた上であえて言わせていただくと、
ですね。
要因は、主にその無理のある設定です。
無理のありすぎる設定

賢者の孫 魔法最強俺TUEE発動
↑のあらすじにも書かれていますが、最初は名もなき主人公のサラリーマンが仕事帰りにトラックに跳ねられます。
その後突然、異世界に転送され生まれ変わります。
ここまでのくだりが、約1分くらいでしょうか?
いきなり転生します。
しかも、前世の記憶を持ったまま転生するのですが、異世界に転生されたという現実をすぐに受け入れ、賢者に拾われた孫としてすくすく成長していきます。
まずは、
です。
そして、なぜか魔法も剣術もメキメキと成長していき、魔法については育ての賢者マーリン・ウォルフォードも目を瞠ります。
その魔法の威力は、どこでもドア的な転送魔法を使えたり、山1個を吹き飛ばすほどの威力があったりします。

賢者の孫 いきなり超絶魔法が使える
第1話は、主人公シンが現代社会から転生して、賢者の孫として育てられる15歳までの成長記録となるのですが、
オープニングでトラックに跳ねられて転生するのはいいのですが、前振りがあまりにも短すぎて、そもそも現代社会から転生したという設定がそもそも必要なのかなぁ?と思ってしまいます。
むしろ、賢者が捨て子を拾って育てたらスーパー能力者になっちゃった、みたい設定の方が腹に入り易いと思うんだけどなぁ。
で、まぁなんだかんだでシンは15歳になります。

賢者の孫シン あっと言う間に15歳
はい、なぜか現代社会的なスーツを着ています。
このあたり、なんか設定がブレてるんだよなぁ。
キービジュアルのような制服なら分かるんだけど、異世界の設定なのにいきなり現代社会のスーツを着られても・・・。
そんな設定ブレブレではありますが、シンは魔法能力がありすぎたので、高等魔法学校へ通うこととなるのでした。
笑いと萌え要素はあり!?
↑で第1話のネタバレをほぼさせていただきましたが、じゃあ全く観る価値もないのか?
と、言われると、そうではありません。
実は笑いの要素?と、萌え要素があります。
笑いの要素としては、

賢者の孫 雑な漢字の演出
シンが賢者に育てられている間に、凶悪なグリズリーと戦うシーンがあります。
当然シンは超絶魔法を使えるのであっさり倒してしまうのですが、そこでの戦闘シーンでなぜか漢字のエフェクトが入ります。
それが↑の演出なのですが、この漢字のエフェクトがいい具合に雑なんです(笑)
あえての脱力系の雑さ加減が、ここは笑いのポイントなのかな?と、思わせられるのですがどうなんでしょう?
また、これとは別に笑いのポイントかなと思わせる演出もありましたが、そちらは微妙だったので、ここでの解説は割愛です。
ここまでの紹介だと、な~んだ、「賢者の孫」ってあんまりおもしろくなさそうだなぁ、と思われるかもしれませんが、一応萌え要素っぽいのがありました。

賢者の孫にも萌え要素あり?
賢者の孫第1話の最後に出て来る女の子。
名前はシシリー。
子爵家の三女で、後に主人公シンに淡い恋心を抱く子です。
第1話の最後の最後でこのシシリーが出てきます。
もう第2話を観ることはないだろうなぁ、と思っていた矢先にシシリーが出てくるので、
シシリーは、私をそんな気にさせた、ちょっぴりにくい存在です。
アニメ「賢者の孫」のネットの口コミや評判は?
続いては、アニメ「賢者の孫」のネットの口コミや評判についてです。
異世界転生って設定が邪魔してる
転生じゃなかったらただただチート主人公で脳死してみてられたのに転生があることで作中の主人公に対して違和感しか感じない。
日本人のしかも社会人が転生したのに地形を変える魔法を使っても「あれ?俺なんかやっちゃいました?」っていうのは普通ならないだろう。
そのあともほかのキャラが色々と話している中で「争いの火種になる」といわれても「それってやばいのか?」とわかっていない様子。
日本人のましてや大人が国々の争いの火種に自分がなっているという状況が分かっていないということに違和感を持たないのは無理があるかと。
知識チートや化学チートを使いたいにしてももう少し設定を煮詰めるべきだったかと。
なろう系のアニメの中でスマホ太郎を抜いて一番の駄作。
『なろう系』の中でも際立つ幼稚さ。作品に対する敬意も自信も感じない。
6話で本編と無関係なED映像を使用したり、
台詞棒読みのタレントを声優に起用していたが、
通常アニメ化でこういうことをすれば、
”作品に対する冒涜”との批判が巻き起こっても不思議では無い。
「この作品を観る人は、コレで喜ぶくらいのレベルだろう」と
オーディエンスを見下しているのだろうか。
或いは作品そのものには、魅力を感じず、こうでもしないと創作意欲が湧かないのか。
いずれにせよ、制作側からは作品に対するリスペクトがまるで感じられない。
これは酷い
わざとらしいリアクションと相まってとにかく主人公の発言が鼻につく
バラエティ番組で「ここ笑いどころですよ!」みたいなことを言われてるような感覚
なにより演出がクソダサい
何本か『なろう系』と言われる作品を見てきたがその中でもぶっちぎりで最低ランクの作品と言える
ネタとしてもキツい
アニメ「賢者の孫」第1話はこんな人におすすめ!

賢者の孫 引用元:公式HPより
他の口コミを観ても評価は結構キツイですね。
自分も通して全話みているわけではないですが、時間に余裕がある人は観たらいいんだろうけど、そうでない人は他にも面白いアニメがいっぱいあるので、そちらを観ることをおすすめします。
もしくは、第1話はここでネタバレさせていただいたので、第2話から観るというのもひとつの手かもしれませんね。
それでも面白くないと感じたなら、ご縁がなかったという事でいいかと思います。
まとめ
オープニングからの無理な設定といい、物語のプロローグを詰め込みすぎた感が否めませんね。
限られた話数でエンディングまでを逆算しての第1話だったのでしょうが、何か視聴者を引き付けるような要素が乏しいアニメでした。
また、時間があれば淡い期待を込めて第2話を観てみようかなとは思わなくもないですが、
と思わずにはいられない作品でしたね。
ということで、以上、アニメ「賢者の孫」第1話の感想&レビューでした!