【感想】アニメ「ケムリクサ」第1話を忖度なしでレビューしてみた!

(C) ヤオヨロズケムリクサプロジェクト 2019年冬アニメ(1月)
(C) ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

こんにちわ、ひろし(@anime__hiroshi)です!

今回紹介するアニメは、「ケムリクサ」です。

この作品、なかなか玄人向けのアニメかもしれません。

 

ひろし
ひろし

いわゆるライト層の人が手を出すと火傷をしてしまうかも?

 

ということで早速、アニメ「ケムリクサ」第1話の感想をレビューして行きます!

 

 

アニメ「ケムリクサ」のあらすじ

■アニメ「ケムリクサ」公式Youtube動画より

自主制作アニメ 「ケムリクサ」(1/2)

赤い霧に包まれた世界を舞台に異形の敵(虫)と戦う少女たちの姿を描き、激しい戦闘や少しグロテスクな描写なども見られるSFアクション。

タイトルの「ケムリクサ」はタバコのような外観をしたもので、傷を治癒する効果があるが、虫にとっては毒であるため虫の対抗手段の武器としても使われる。

引用元:公式HPより

 

 

前情報なしでアニメ「ケムリクサ」第1話を観た感想・ネタバレ

(C) ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

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第1話を観て最初に思ったのが、夜のシーンしかないこと。

そのため、若干コミカルなシーンもあったりするのだが、どこを切り取ってもどこかダークで重厚な雰囲気を醸し出しています。

内容も、視聴者にやさしくはありません。

 

・なぜこの島にいるのか?
・どうやってここにたどり着いたのか?
・主人公達はそもそも人間なのか?

 

これらを順を追って説明してくれません。

逆にそれらの謎を徐々に明かされていくサスペンス要素もあるのかもしれませんが、それを観る側がどう捉えるか、というのはあるかと思います。

 

アカムシて何?

(C) ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

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りん、りつ、りな三姉妹が敵としている「アカムシ」。

このアカムシが何者なのか?

謎の生命体?という以外は何も言及されません。

そんなアカムシをりんが謎の特殊能力で倒します。

なぜアカムシは現れるのか?

なぜアカムシと戦わなければならないのか?

とにかく、そのあたり因果関係が全く説明されません。

なので、観る側は頭に?を持ったまま観進めることを余儀なくされます。

 

少年わかばの立ち位置が謎

(C) ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

(C) ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

最初の登場シーンは、なぜか水をポンプで汲み上げている時に、そのポンプの中から突然出てきます。

しかもちょっと作画が崩壊してません?

 

ひろし
ひろし

違和感しか感じないんだけど・・・。

 

ここでも、わかばはなぜポンプの中から出てきたのか?

なぜこの島にいるのか?

このあたりが全く説明されることがありません。

そんな少年わかばは、りん達にアカムシと間違われて捕らえられます。

普通ならここでひと悶着ありそうなものですが、わかばはこの状況を意外とあっさり受け入れます。

なんでそんな簡単にその状況を受け入れられるの??

 

(C) ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

(C) ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

囚われの身?となったわかばですが、アカムシに襲われたりなを助けるファインプレーをします。

そこで初めて、りん達がわかばはアカムシではないのかもしれない、と勘づきはじめます。

様々な謎を残したまま第1話はここで終わります。

 

 

アニメ「ケムリクサ」のネットの口コミや評判は?

続いては、アニメ「ケムリクサ」のネットの口コミや評判についてです。

監督と呼ばれる仕事人。
2017年の春、突如アニメ界隈の注目を集めた「監督」、紆余曲折あっての待望の新作。
この二年の間、ある者は侮蔑をこめて、またある者は敬愛をこめてその名を呼び続ける。
一見芸術家肌のクリエイターでありながら、その実ファンの要望に応えるエンターテイナーであり、また多くのアニメーションの動きが爽快さとリアリティーを求める中、独特の「電脳人形劇」とでも表現したい硬質な芝居は彼の欠点であると同時に人びとを惹き付けて止まない魅力の要。

残酷な世界だからこそ善意が沁みる
前作と打って変わって殺伐とした雰囲気を前面に押し出した世界観、当然キャラクターも全体的に殺伐としています。
初手で追いかけられるのは前作の冒頭を思い起こさせますが、こっちはマジ。『食べる』が冗談になりません。
しかしそんな世界だからこそ、主人公のわかばの無垢な優しさが染み渡ります。
まだバックボーンを知らないにも関わらず、わかばの優しさや献身には何故か(ちょっとだけ)涙が出ました。
恋愛の予感等ありますが、正直それよりも世界観やわかばの異常なまでの物分かりの良さなどが気になりますね。

第1話はぶっちゃけ謎だが
まだ一話で色々謎があるのですが、1話でなんでもわかるってのは、軽いアニメ(悪い訳ではないですよ)だと思うので我慢のしどころです。
旧バージョンは見たけどつながっているのかな?0.5話~のキャラも出てないのがいるのでこれから楽しみです。

最近ではタイトルですべて説明するような作品やかなり似通った設定の作品(いわゆるなろう系?)が大量にアニメ化されています。
ケムリクサはそういった作品群とは真逆に位置する作品だと思います。

アニメ「ケムリクサ」第1話はこんな人におすすめ!

(C) ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

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口コミの評価は高いです。

ただ、娯楽としてアニメを観ようと思ってる人には向かないと思います。

 

いわゆる頭を使うアニメだと思います。

 

世界観も、よく言えばまどか☆マギカなんだけど、悪くいうと謎だらけの視聴者に優しくないダークファンタジー?的な感じです。

また、↑にもありますが、ダークな雰囲気のアニメかと思わせておきながら、りんが頬を赤らめたりもします。

そうなってくると、恋愛要素もあり?と思わせられなくもないんだよなぁ。

第2話以降を見ていないのでなんともですが、じっくり腰を据えてアニメを観たい、という人にはおすすめかもしれませんね。

 

まとめ

終始ダークなイメージだったアニメ「ケムリクサ」。

第1話の作中に、タイトルの「ケムリクサ」についての言及はあるのですが、その意味については語られずまだ謎に包まれたままです。

また、作品の設定などについて、視聴者に解説を進めながらもストーリーを進めていくというよくある展開ではありません。

あえて?謎を残しながら物語を紡いでいくスタイルなのだとは思いますが、正直1話だけを観終わった感想としては、

 

なんだかすっきりしないなぁ~

 

という印象だけが残ってしまいました。

ちょっととっつきにくい作品ではありますが、好きな人は好きだと思いますので、決して食わず嫌いなることないかと思います。

とりあえず第1話だけ観てみて、続きが気になれば第2話以降を観ればいいんじゃないかな。

ということで、以上、アニメ「ケムリクサ」第1話の感想&レビューでした!