こんにちわ、ひろし(@anime__hiroshi)です!
今回紹介するアニメは、「けものフレンズ」です。
このアニメは、ケムリクサでも有名なたつき監督による作品です。
ケムリクサは、とにかくその作風と、作品最後の最後まで読めないストーリーという事もあり、正直観る側を選ぶ作品でした。
その代わりハマる人はどっぷりその沼にハマる作品でもありました。
そんなケムリクサの監督がそれ以前に作製した作品が、この「けものフレンズ」という事になります。
私も実際、ケムリクサを完走してからの視聴となりますので、
です。
もしあなたが、この免疫がまったくない状態だとしたら、また違った感想を持つかと思います。
あくまでも、
という点だけ、ご注意ください。
参考※ケムリクサって何それ?おいしいの?という方は、ぜひ先に↓の記事を読んでいただいてから、「けものフレンズ」を視聴されるか、もしくはケムリクサを先に見るかを検討していただければと思います。


ということで早速、アニメ「けものフレンズ」第1話の感想をレビューして行きます!
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アニメ「けものフレンズ」のあらすじ
■アニメ「けものフレンズ」公式Youtube動画より
この世界のどこかにつくられた超巨大総合動物園「ジャパリパーク」。
ある日の現象をきかっけに、動物達は次々と「アニマルガール」へと変身。
「セルリアン」と「サンドスター」――そのふたつの不思議な現象を調べる間にもアニマルガールの仲間は続々と増えていき、ジャパリパークの新たな主として、にぎやかに暮らしはじめたのでした。
ヒトの姿をしたキュートな<アニマルガール> サーバルやキタキツネ、コアラやライオン、トキやハクトウワシ、コウテイペンギンやシロナガスクジラなど、おなじみの動物から珍しい動物まで多種多様!
しかし、時は流れ……。
ある日、パークに困った様子の迷子の姿が。
帰路を目指すための旅路が始まるかと思いきや、アニマルガールたちも加わって、 大冒険になっちゃった!?
引用元:公式HPより
前情報なしでアニメ「けものフレンズ」第1話を観た感想・ネタバレ

(C)けものフレンズプロジェクト
第1話視聴後の感想を一言で言うと

???
と、なります。
普通アニメの第1話というのは、登場人物の解説やら、ストーリー説明があったりするものです。
ですが、この「けものフレンズ」では、そのあたりの解説は極力抑えられています。
意図的なものかどうかは分かりませんが、そういう作風なのかもしれません。
とにかく初めて観た人は必ず、なにがしかの違和感を感じると思います。
私が第1話で感じた違和感は以下です。
フレンズって何?

(C)けものフレンズプロジェクト
「けものフレンズ」第1話では、2人?(匹)のフレンズが登場します。
一人は、サーバルという豹?をモチーフとした女の子?です。
もうひとりは、カバという名前のカバをモチーフにした女の子?です。
で、いきなり?がいっぱい浮かびます。
・コスプレをしている人間なのか、擬人化した動物なのか?
普通のアニメだと、そのあたりの解説があると思うんだけど、そういった解説がありません。
それを不親切と取るか、観る者に委ねるスタイルと取るか。
前者と受け取った人は、恐らくこの1話で見切ってしまわれるのかなぁ、というのが第1話で思った感想でもあります。
かばんちゃん?僕?男?動物?

(C)けものフレンズプロジェクト
フレンズという生き物?もそうですが、「けものフレンズ」第1話ではもうひとり登場人物がいます。
かばんちゃんと名づけられる「人」です。
「人」としたのも、人だという解説が作中にないのであくまでも想像です。
見た目は「人」です。
・どこから来たのか?
女の子っぽいけど、僕って言うし、どうも記憶喪失っぽいし、謎だらけの「人」なのです。
このかばんちゃんと呼ばれる「人」の正体も気になるところですが、第1話ではそれ以上は全く触れられることがありません。
図書館を目指す?

(C)けものフレンズプロジェクト
どこからともなく現れたかばんちゃんは、自分が何者かを知るために図書館を目指します。
ん?ちょっと待って。
それなのに図書館?
普通の人だと、意味が分からないと思います。
これについても視聴者に解説がありません。
謎の生物?セルリアン

(C)けものフレンズプロジェクト
「けものフレンズ」第1話では、青い敵?が2体現れます。
名称はセルリアン。
体にある石が弱点だそうだが、そもそもこのセルリアンって何?
と、観る者をまた迷子にさせます。
ですが、サーバルちゃんの活躍で、この2体のセルリアンを倒す事に成功します。
視聴者への解説は少なめ

(C)けものフレンズプロジェクト
そういう作風の作品だということは重々分かるのですが、どうにも観るものへのスタンスが一般的なアニメとは大きく異なります。
普通のアニメだと、視聴者を引き付けるためにいろんな仕掛けをしてきます。
映像、脚本、音楽、エロ・・・。
なんでもいいんですが、何か引き付けるものがあると思うんですが、少なくともこの「けものフレンズ」第1話にはそれがありません。
というか、全てを視聴者にぶん投げている風にも観て取れます。
こういった言葉が合うかどうか分かりませんが、
とでも言えばいいのでしょうか?
そういった意味では賛否両論分かれるでしょうし、否の人は黙ってそのまま去っていく作品なんだと思います。
アニメ「けものフレンズ」のネットの口コミや評判は?
続いては、アニメ「けものフレンズ」のネットの口コミや評判についてです。
明るさ、楽しさ、不穏さ、謎などの世界観が絶妙なケミストリーを形成している名作。
再視聴でも安定して楽しめる。
2 期がスタートしたのを機に子供たちと再視聴してみました。
放送当時も大変楽しかったですが、観なおしてみても楽しめる作品です。
これは世界観の伝え方が極めて秀逸だからこそで、この作品のすばらしさを一言で伝えるのは大変難しいです。
ざっと思いつくだけでも、原作キャラ設定の秀逸さ、ちょっとカクカクしたアニメーションの味、音楽音響、それから広いのか狭いのか分からないジャパリパークという謎に満ちた場所。
これらに明るさ、楽しさ、不穏さ、謎などの様々な雰囲気が同時に存在しており、本作ならではの独特の世界観を形作っています。
個人的には本作は稀代の名作アニメと思っています。
動物物語+人間賛歌
美少女アニメを見ることに対して、すさまじい抵抗があった。
だが、評判を聞くうちに興味が湧き、意を決して視聴した。
そして気づいた。
本作は「美少女アニメ」ではなく、「動物アニメ」であったのだ。
いささか意地悪な言い方だが、「動物との友情物語」と「人間同士の人情噺」の長所をかねそなえた、発想の勝利と言えるだろう。
「子供」に戻れる大人向けアニメ
「IQが下がるアニメ」。
放送当時けものフレンズはそう呼ばれていた。
視聴者全員が作中のフレンズのように「すごーい!」と「たのしー!」を繰り返していたからである。
いわば一種の”ネタ”としてこの作品を楽しむ視聴者が多かったのだ。
だが、ある時点から視聴者はこの作品に本気で向き合うようになった。
それは何故か。
けものフレンズという作品の本質は決してネタアニメではなく、一貫したテーマで真摯に作られていることに視聴者が「気付いた」のである。
アニメ「けものフレンズ」第1話はこんな人におすすめ!

(C)けものフレンズプロジェクト
おすすめも何も、第1話だけを観ても「けものフレンズ」の世界観や魅力が1mmくらいしか分かりません。
どこを推せばいいかも分かりません。
逆にそこが推しなのかもしれませんが・・・
アニメ「けものフレンズ」は、
ただ、逆に言うと、今時の親切なアニメに慣れてしまった人が多い時代だからこそ長く愛されている作品なのかなぁ、とも思います。
「けものフレンズ」って、垂れ流しの惰性で観るのではなく、自ら情報を得ようとして観ないと何か取りこぼしそうな気がするんです。
それでも第1話に関して言えば、得られる情報はかなり少ないんですけどね。
ひょっとしたら、「けものフレンズ」は、
そう考えると、やっぱり続きが気になっちゃうんですよねぇ(笑)
まとめ
こういう「委ねる系アニメ」は、受け付けない人は全くダメだと思います。
私も最初の感想としては、???しかなかったですからね。
ですが、私はよくも悪くも「ケムリクサ」という、「けものフレンズ」と同じたつき監督の作品を先に観ています。
ある意味、このやり方(褒め言葉)に免疫があります。
だからこそ、続きを見ようと思いますが、そうでない人の多くは第1話で切り上げる人も多いはずです。
ただ今言えるのは、

たぶん最後まで観ても「時間を返せ」などと思う事はないだろうし、むしろ期待しかない
といった状態です。
第1話を観た感想と言っておきながら、謎だらけで感想の体を成していませんが、それがまたこの「けものフレンズ」の魅力だとも思っています。
何の確証もありませんが、あなたがもし初めて「けものフレンズ」を観て、何だこれ?と思ったとしても、もう少し先まで観てみるときっと良い事があると思いますよ。
だって、たつき監督なんだもん。
ということで、以上、アニメ「けものフレンズ」第1話の感想&レビューでした!