【感想】アニメ「ゴブリンスレイヤー」第1話~第12話(最終話)を忖度なしでレビューしてみた!

(C) 蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会 おすすめ度★★★★★5
(C) 蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会

こんにちわ、ひろし(@anime__hiroshi)です!

今回紹介するアニメは、「ゴブリンスレイヤー」です。

ゴブリンスレイヤー原作シリーズ累計600万部突破を記念して、2020年2月1日(土)より新作エピソード映画『GOBLIN’S CROWN』が公開されるとのことだったので、軽い気持ちで観てみました。

そしたら、

 

ひろし
ひろし

何コレ!めっちゃおもしろいじゃん!!

 

となりました。

口コミなんかでは、18禁だとかR15指定だとか賛否両論あるようですが、

 

間違いなくアニメ史に残る名作の予感しかしません!

 

たかがゴブリンと戦うだけの冒険ファンタジーアニメなのに、なんでそんなに人気があるんだろう?

そんな悩みも第1話を見るだけで解決しますよ。

ということで早速、アニメ「ゴブリンスレイヤー」第1話の感想をレビューして行きます!

 

アニメ「ゴブリンスレイヤー」のあらすじ

■アニメ「ゴブリンスレイヤー」公式Youtube動画より

TVアニメ『ゴブリンスレイヤー』第1弾PV

「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ。」

その辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた稀有な存在がいるという……。

冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。

それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった…。

彼は手段を選ばず、手間を惜しまずゴブリンだけを退治していく。

そんな彼に振り回される女神官、感謝する受付嬢、彼を待つ幼馴染の牛飼い娘。

そんな中、彼のうわさを聞き、森人(エルフ)の少女が依頼に現れた―。

引用元:公式HPより

 

 

 

前情報なしでアニメ「ゴブリンスレイヤー」第1話を観た感想・ネタバレ

(C) 蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会

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先に言っておくと、第1話だけのようですが、

 

・血の飛び散る残虐なシーン
・女性が蹂躙されるシーン
・思わず目を覆いたくなるようなシーン

 

があります。

ですが、そのどれもが、このアニメを語る上で欠かせない要素であり、作品としては欠く事の出来ない重要なファクターとなっています。

以下では、それについても解説します。

 

ゴブリンをリアルに描いたらこうなる

(C) 蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会

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主人公は名も無き女神官。

神官になりたてで、まだ冒険にも出た事がない。

ギルドで登録を終えたばかりの女神官に、若いパーティーが声を掛ける。

 

(C) 蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会

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なんだかんだ意気投合して、4人はゴブリン退治へと向かう。

ゴブリンなんて、モンスターの中でも最下等種であり、1匹だけなら村人でも倒せる。

こっちは4人で武器もあるし、神官のヒールだってある。

若い冒険者一行はそう思っていた。

その甘えが、全ての誤りの始まりだった。

 

(C) 蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会

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冒険者一行はゴブリンがいるという洞窟へ向かう。

そこで、

 

複数のゴブリンにボッコボコにされます。

 

ボッコボコと書きましたが、結構リアルな描写でボコられます。

1匹のゴブリンなら村人でも倒せます。

ですが、ゴブリンは狡猾でしかも複数で襲って来ます。

容赦はしません。

しかも繁殖力が高く、常に発情しており女性冒険者を集団で強姦します。

これについても、アニメとは言え結構なリアリティを持って描かれます。

そして、女神官以外のパーティは全滅します。

 

感想は賛否両論必至!

(C) 蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会

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若い冒険者たちは、女神官を残して全滅します。

そこへ全身を甲冑に包まれたゴブリンスレイヤーが現れます。

ゴブリンスレイヤーは、ただ淡々とゴブリンを殺します。

 

表現としては、倒す、ではなく、殺す、です。

 

一般的な冒険ファンタジーアニメでモンスターを倒すような描写ではなく、よりリアリティのある倒し方です。

 

血が流れる、ではなく、鮮血となり飛沫となって飛ぶ。

 

ゴブリンの集団に強姦され息絶え絶えの女魔法使いが倒れており、絶命寸前の彼女は殺してくれと懇願する。

それに対して、ゴブリンスレイヤーは迷うことなくトドメを刺す。

 

ゴブリン討伐なんて、簡単でしょ?
下等モンスターだから、楽勝♪楽勝♪

 

そんな新米冒険者たちは現実を目の当たりにし、ゴブリンの恐ろしさを知る。

ただ、その恐ろしさを知ったは良いが、時すでに遅し。

これが現実。

冒険だなんて簡単に言うが、本当は血なまぐさいったらありゃしない。

それをここまでリアルに描写するだなんて、ある意味アニメ「ゴブリンスレイヤー」は問題作なのかもしれません。

 

(C) 蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会

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血の描写がリアルで残虐で、女冒険者はゴブリンの集団に犯されます。

それだけでもなかなかに抵抗のある作品なのですが、さらにゴブリンスレイヤーは現実を突きつけます。

ゴブリンのアジトの奥に秘密部屋を見つけます。

そこにはゴブリンの子供たちの姿が。

 

ゴブリンスレイヤーはこのゴブリンの子供を殺します。

 

容赦なく。

一切ためらわず。

ゴブリンの繁殖力は高く、子供はその恨みを忘れない。

だから、1匹残らず根絶やしにしないといけない。

そこに感情等挟む余地などない、とでも言わんばかりに。

 

登場人物に名前が無い

(C) 蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会

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ところで、アニメ「ゴブリンスレイヤー」の登場人物には名前がありません。

職業による呼称はあるのですが、いわゆる呼び名がありません。

公式HPにもその名前は記載されていません。

今後のエピソードで出て来るのかもしれませんが、

 

「登場人物に名前がない」ことによって、よりリアリティが沸いて来ます。

 

というのも、名前がないので、直接的な感情移入をすることなく冷静に作品として俯瞰して観られるんです。

というか、私はそう感じました。

これまで一般的に考えられてきた、ゴブリンの概念。

怪物退治という名の無謀な挑戦。

観る者に、現実と言う名のリアルを突きつける。

それは、ゴブリン退治という行為に軽率に臨んでいく若い冒険者たちのドキュメンタリー映画のように。

 

ゴブリンスレイヤーの声優は梅原裕一郎

(C) 土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

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ここまで散々脅すように、その作品内容の感想を述べさせていただきましたが、実は個人的に一番気になったのが、声優です。

ゴブリンスレイヤーの声。

低い声で、淡々と言葉を紡ぐ。

言葉に重さを与える能力を纏ってるようにさえ聴こえる。

 

ひろし
ひろし

あれ?どっかで聞いた声だぞ??

 

声優さんは・・・梅原裕一郎さん。

 

ひろし
ひろし

あっ!!レディーパーフェクトリーの人だ!!

 

そうです、あの慎重勇者の竜宮院聖哉役の梅原裕一郎さんじゃないですか!?

慎重勇者は2019年秋放送のアニメなのですが、私は先にこの慎重勇者を観ていたので、そっちの声を先に覚えてしまっていました。

しかも、慎重勇者はギャグ要素満載なのに、声はダンディで口癖が

 

「レディパーフェクトリー♪」

 

なので、ゴブリンスレイヤーの声を聴きながら、どこかで慎重勇者の竜宮院聖哉の顔がチラついていました。

時系列で逆に観ちゃったのでそうなったのですが、ひょっとしたらゴブリンスレイヤーを観てから慎重勇者を観た人は、私と全く逆の感想を持ったってことですよね?

そう考えると、それはそれで複雑ですね(´;ω;`)

 

 

 

アニメ「ゴブリンスレイヤー」のネットの口コミや評判は?

続いては、アニメ「ゴブリンスレイヤー」のネットの口コミや評判についてです。

ソードワールド好き集まれ。

RPG好きでSFバトル好きなおじさんなら、とても楽しめると思う。

皆が雑魚だと思っているゴブリンは、よく考えればとても怖い存在なんだが、頭の切れるワンマンアーミー主人公が、ゲスい戦術を駆使して皆殺しにしてしまう。

だいたい絵も良いし、コミカライズからも色彩が少し変わって瞳の色が強烈で興味深い。

「ああ」「そうだ」の掛け合いもテンポ良くていい。

胸糞アニメ高評価の意味わからん。

只々、観るんじゃなかったです。笑

ある程度、期待せずに観てみましたが。

期待しなくて良かった~^^

他の方も仰ってる様に18禁…まではいかずとも+15R指定かなんかで規制かけたほうがいいんじゃないの。

と個人的に思った作品。

オブラートに包んで言うと、作者なのか監督なのかの性癖がつらつらと気持ちが悪い。

駄作。マジで無理。

もう、究極に観るアニメがなくなった時に観るもの。

アニメ「ゴブリンスレイヤー」第1話はこんな人におすすめ!

(C) 蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会

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アニメ「ゴブリンスレイヤー」は、相当好みが分かれると思います。

↑でも感想を述べさせてもらいましたが、

 

人によっては胸糞悪く感じるかと思います。

 

逆に第1話のこのリアリティを受け止められる人は、恐らく第2話以降も楽しめるのではないでしょうか?

話自体は創作ですが、その描写はまるでドキュメンタリー映画のようです。

これまでのゴブリンに対する見方も変わってくると思います。

アニメ「ゴブリンスレイヤー」は、昨今のありふれた冒険ファンタジーアニメに飽きてきたなぁ、そう思っている方にはぜひおすすめしたい作品です。

 

まとめ

何も知らずにアニメ「ゴブリンスレイヤー」を観て気分を害する人もいたかもしれません。

ですが、逆に私は何も知らずに観たが故に、「出会った感」さえ感じてしまいました。

これまでの常識を覆すようなゴブリンと舞台設定。

 

現実はそんなに甘くないんだぞ

 

という、まさに現実世界でも教科書になりそうな、そんなアニメでした。

映画化も納得の作品ですので、ぜひ食わず嫌いにならずに観てみてください。

ということで、以上、アニメ「ゴブリンスレイヤー」第1話の感想&レビューでした!

 

 

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追記:最終話まで感想まとめ

第1話視聴後、あまりのおもしろさに最終話まで観てしまったので、その感想ツイートを以下でまとめました。

盛大にネタバレありなので、未視聴の方はこれ以下は自己責任でお願いします。

 

第2話~第5話感想

 

第6話~第10話感想

第11話~第12話(最終話)感想


 
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