【感想】アニメ「コップクラフト」第1話を忖度なしでレビューしてみた!

2.0
コップクラフト おすすめ度★★☆☆☆2
コップクラフト 引用元:公式HPより  http://copcraft.tv/

こんにちわ、ひろし(@anime__hiroshi)です!

今回紹介するアニメは、「コップクラフト」です。

キービジュアルは、銃を構えたダンディな刑事と魔法少女キャラっぽい剣を持った女の子。

 

ひろし
ひろし

違和感しかねぇーーー!!!

 

第一印象は、本当に違和感しか感じなかったのですが、果たして第1話を観ることでこの印象は変わるのでしょうか?

ということで早速、アニメ「コップクラフト」第1話の感想をレビューして行きます!

 

 

アニメ「コップクラフト」のあらすじ

■アニメ「コップクラフト」公式Youtube動画より

TVアニメ「コップクラフト」 ティザーPV

15年前。太平洋上に未知の超空間ゲートが出現した。

その向こうに存在したのは、妖精や魔物の住む奇妙な異世界「セマーニ」であった。カリアエナ島、サンテレサ市。

地球とセマーニ、両世界の移民が住む都市。雑多な民族と多彩な文化。

そんな街の特別風紀班(バイス)に務めるケイ・マトバはとある事件を捜査する中、あるセマーニ人の貴族を迎えにいくことになる。

その貴族の名は「ティラナ・エクセディリカ」であった。

引用元:公式HPより

 

 

前情報なしでアニメ「コップクラフト」第1話を観た感想・ネタバレ

コップクラフト

コップクラフト

いきなりですが、もう設定がムチャクチャです。

太平洋上に未知の超空間ゲートがあって、その向こうには妖精や魔物が住んでいる。

で、最近相棒を失った刑事マトバ・ケイと異世界人の騎士ティラナが、なぜか一緒になって事件を解決して行く。

ハードボイルド系で雰囲気も良い作品なのに、なぜ異世界の騎士??

今後の展開でその魅力が掘り下げされていくのでしょうが・・・。

 

ハードボイルド+ルパン的要素もある

コップクラフト

コップクラフト

オープニングは、ルパン三世を彷彿とさせる雰囲気に飲み込まれそうになります。

非常にリズムの良いカット割で、観ていて飽きないオープニングにテンションも上がっていきます。

そして開始早々、相棒を失ってしまう刑事マトバ・ケイ。

相棒との軽妙なやりとりと、アメリカンジョークを交える会話のキャッチボールも心地よい。

アメリカ映画であるような、敏腕刑事コンビが活躍するアニメをついつい期待してしまいます。

そして、ひょんな事から一緒に事件の捜査をすることになった異世界の騎士ティラナ。

 

設定についてはちょっと置いておいて、このふたりのやりとりも見所です。

 

高貴な国のお嬢様が、好奇心でひとりで街にやっては来たものの、あまりにも世間知らずなので周りの全てに興味を示す。

そんなお嬢様の“お守り”をしぶしぶ任された従者。

あれダメ、これダメと好奇心旺盛なティラナに言い続けるシーン。

このアニメの持ち味は、こういった物語のリズム感なのかな。

この辺のテイストは、ひょっとしたら好みが分かれるかもしれませんね。

 

設定の違和感が拭えない

コップクラフト

コップクラフト

↑にも書いたとおり、物語としてのリズム感は非常に心地よいです。

ちょっとお酒でも飲みながら観たくなるような、そんな雰囲気さえあります。

が、その物語の中になぜかキラキラ美少女キャラ風の衣装と剣を持った女の子が!

なぜなんだ?

 

なぜ異世界の美少女騎士をこの作品に持って来たのか?

 

この先を見て行けば分かるのかもしれませんが、ぶっちゃけこの設定に着いて行けずに視聴を止める人もいるんじゃないかなぁ。

話としては面白いので、個人的にはぜひハードボイルド路線の別シナリオにも期待したいかな。

 

 

アニメ「コップクラフト」のネットの口コミや評判は?

続いては、アニメ「コップクラフト」のネットの口コミや評判についてです。

渋いオッサン刑事と異世界から来た美少女騎士のハードボイルド作品
主人公のケイ・マトバが、渋くていいキャラクターをしている。
そして声優の津田健次郎が嵌り役。
渋いオッサンにぴったりで、ハードボイルド感がでている。
いきなり悲惨な事件で相棒を亡くすが、シリアスな展開の中、
ウィットに富んだ会話で作品の空気感が必要以上にヘビーにならない。
海外ドラマのような会話の掛け合いが楽しい。

まさかアニメ化してくれるとは。
海外ポリスアクションをライトノベル設定で本気で作った作品で、原作は文句なく面白いです。
異世界から美少女が来るっていう設定が設定だけに誤解されかねないですが、第1巻は10年前という息の長い作品です。
作者はフルメタルパニックや甘城ブリリアントパークの賀東招二さん。

とても面白いものの刊行ペースも遅く、あまり日の目を見ないまま消えていくと思っていたのですがまさかのアニメ化!ありがとうございます!

勿体ない
内容はとても面白いのだが、それなりの予算なら描かれる間のカットが抜け過ぎだし、リミテッドでの誤魔化しがギャグの一歩手前くらいまで安く作られている。
調べてみたら腕の良いそれなりにベテランのアニメーター上がりの社長夫婦の独立会社だが、安く作れるギャグ系の受注でしのいでいる感じで、本作も予算をセンスでギリギリカバーしてる感が凄い。
こう云う面白い作品に予算を充てて、もっときちんと作った方が良いのに、ポルノだけが売りの中身の薄い作品が毎期量産されて予算もリソースも喰われるのは不憫でしょうがない。
今期も多いゴミの様な転生だなんだのへの予算や人員でこれ1本きっちり作ってれば素晴らしい作品が出来ただろうに。
非常に勿体ない。

アニメ「コップクラフト」第1話はこんな人におすすめ!

個人的にはどうしてもこの現実世界の人間と異世界の人間?が不自然に見えて仕方がないのですが、おすすめするとしたら、

 

最近のありふれた設定のアニメに食傷気味な人

 

そういった人にはいいかもしれません。

もしくは、原作を既読の人でこの世界観に寛容な人ですね。

好みは分かれると思いますが、好きな人は好き、と言える作品だと思います。

 

まとめ

オープニング曲はルパン調で非常にキャッチーです。

物語のリズム感も良く、ちょっぴりアメリカナイズされたトークも軽妙で心地良いです。

ハードボイルドの王道を行くような、相棒とのちょっぴりアウトローな捜査。

それなのに、アニメ「コップクラフト」は、美少女アニメキャラが登場する作品です。

 

とにかくこの設定に耐えられるかどうか。

 

もしくは免疫があるかどうか。

今後の展開で印象は変わるかもしれませんが、導入部としての第1話の感想はそういった感じです。

観る人によって受け取り方も変わってくるかと思いますので、気になる方はまず観てください。

それでも第2話が観たくなれば、多分ハマリます。

そうでない人は、早々に違うアニメを模索される事をおすすめします。

ということで、以上、アニメ「コップクラフト」第1話の感想&レビューでした!