こんにちわ、ひろし(@anime__hiroshi)です!
今回紹介するアニメは、「真・中華一番!」です。
先に言っておくと、
前作や原作を知っていて、中華一番!好きの方なら何も申しません。
ちなみに、私も中華一番!のタイトルは知っていましたが、原作も前作アニメも観てはいませんでした。
その上での感想は

「今の時代、これは流行らないだろうなぁ」
です。
ということで早速、アニメ「真・中華一番!」第1話の感想をレビューして行きます!
アニメ「真・中華一番!」のあらすじ
■アニメ「真・中華一番!」公式Youtube動画より
十九世紀の中国。
主人公・劉昴星(リュウ・マオシン)は、史上最年少で中国の頂点と言われる料理人資格「特級厨師試験」に合格。
師匠・チョウユの勧めで、料理人としての見聞を広めるため、仲間のシロウと紅一点のメイリィとともに西南中国を回っていた。
広州「陽泉酒家(ようせんしゅか)」へ戻ったマオは、新たな仲間のシェル、レオンを得て「料理で人を支配する」という野望をもつ”裏料理界”と闘うことを心に決める。
そんな中、中国料理界を守護するといわれている八つの“伝説の厨具”の秘密を知る。
かつて、マオの母・パイは万人の幸せを願い、“裏料理界”と熾烈な戦いを繰り広げた。
そんな母の遺志を受け継ぎ、中国大陸各地に散らばる“伝説の厨具”を“裏料理界”から守るため、四人の仲間とともに壮大な旅にでる――。
引用元:公式HPより
前情報なしでアニメ「真・中華一番!」第1話を観た感想・ネタバレ

(C) 小川悦司・講談社/「真・中華一番!」製作委員会
あなたは、この原作をご存じですか?
料理対決アニメとしては、当時そこそこブーム?となったようなイメージを私は持っています。
恐らく料理対決ブームの火付け役は「ミスター味っ子」だと思います。
あれは、間違いなく面白かった。
料理対決を超えた、常軌を逸したような演出が、あまりにも突飛すぎて逆にそれがおもしろかったのを覚えています。
そのミスター味っ子が終了して1995年から始まったのが、このアニメ「真・中華一番!」の前身となる「中華一番!」です。
で、原作のお引越しもあったりして、改めて「真・中華一番!」が週刊少年マガジンで連載が開始されました。
と、そんな歴史を踏まえた上での私なりの評価は、★1つです。
味見もせずに黒い鶏で勝負する

(C) 小川悦司・講談社/「真・中華一番!」製作委員会
一宿一飯のお礼とでも言うかのように、鶏料理品評会に黒い鶏でエントリーする事になる主人公一同。
一晩お世話になった女性のお兄さんの形見とでもいうべき黒い鶏で、鶏料理品評会に出る決心をするマオ。
あまりにも軽率すぎる決定に、この時点でちょっと萎えます。
こんな調理設備で本当に大丈夫?

(C) 小川悦司・講談社/「真・中華一番!」製作委員会
面倒なので、ここまでの細かい流れは割愛します。
で、料理会場でいざ料理開始!
となるわけですが、こんな料理設備で料理対決とかおかしくない??
そのかまどみたいな所で鍋を振ったりするの?
さすがに、ちょっと作画に手を抜きすぎでしょうよ。
こんな作画で料理対決をテーマにしたアニメを作ろうだなんて・・・。
もはや作者へのリスペクトとかないんでしょうか?
調理設備がどうしようもないのは仕方ないとは思ったのですが、ひどかったのが・・・
料理シーンがひどい

(C) 小川悦司・講談社/「真・中華一番!」製作委員会

(C) 小川悦司・講談社/「真・中華一番!」製作委員会
もうさぁ、料理アニメなんだからもうちょっとこだわってよ。
美味しんぼを見習って欲しいです。
美味しんぼは絵的にはそれほどキレイなアニメではありませんが、こと料理に関しては本当に作者も制作者側もこだわりも持って作られているのが見てとれましたが、これは・・・
バンダナの結び弱くない??

(C) 小川悦司・講談社/「真・中華一番!」製作委員会
全く余談にはなるのですが、この主人公マオのバンダナ?の巻き方甘くないですか?
さすがにこの結び方だと、料理している最中に外れると思うんだけど・・・
細かいと思われるかもしれませんが、こういったシーンがついついアニメに没頭でない理由になっちゃうんですよね。
アニメ「真・中華一番!」第1話はこんな人におすすめ!

(C) 小川悦司・講談社/「真・中華一番!」製作委員会
昔のミスター味っ子世代の人や、美味しんぼ好きの人が見たら、正直腰を抜かすレベルだと思います。
今後の展開でまた見え方が変わってくるのかもしれませんが、初見の人は観なくていいかと。
原作からのファンの人は一見してみて、その後どうするかを判断いただければ結構とか。
おそらく原作はもっと面白いんだろうとは思います。
だって、アニメ化されるくらいですからね。
でも、そのアニメ化がこれでは、原作ファンはさぞ悲しんでることでしょう。
まとめ
なんだか酷評みたいになってしまってすいません。
作品に罪はないです。
ただ、アニメ化された結果がこれだったというだけです。
限られた予算で求められる成果が大きいのだとは思います。
ひとつのアニメを製作するにも多大な労力を要するのは重々承知をしていますが、それを差し引いても作品のクオリティは正直厳しいものだったと言わざるを得ないでしょう。
1話しか観ていないのでなんともですが、ぜひ今後の展開で巻き返してをお願いします!
ということで、以上、アニメ「真・中華一番!」第1話の感想&レビューでした!