こんにちわ、ひろし(@anime__hiroshi)です!
今回紹介するアニメは、「文豪ストレイドッグス」です。
先に言っておきます。
これ、ヤバイです!
2019年春アニメの一押しかもしれません!

文系のジョジョ好きな人なら、ガッツリはまる事間違いなしです!!
今回で3期目との事ですが、それも納得のアニメ作品となっています。
ということで早速、アニメ「文豪ストレイドッグス」第1話の感想をレビューして行きます!
アニメ「文豪ストレイドッグス」のあらすじ
■アニメ「文豪ストレイドッグス」公式Youtube動画より
ヨコハマ租界近くの擂鉢街に〝とある人物〟が現れたという噂を耳にしたポートマフィアのボス・森鴎外は、十五歳の少年・太宰治に真相究明を命じる。
だが、調べを進める太宰に、敵対する組織の一つである「羊」のリーダー・中原中也が襲い掛かった。
「お前が調べている『アラハバキ』について、話してもらおうか」と、聞き慣れぬ名を口にする中也。
しかし2人は、突然の爆発に巻き込まれ……。
そのとき太宰が見たのは――黒い爆炎を背に立つ「先代ボス」の姿だった。
引用元:公式HPより
前情報なしでアニメ「文豪ストレイドッグス」第1話を観た感想・ネタバレ

太宰治
このアニメを一言で言うなら、
という事になるかと思います。
イケメン化で言うなら、
⇒アニメ「なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-」■明治維新の時代の人物をイケメン化した
⇒アニメ「BAKUMATSUクライシス」■織田信長等の武将をイケメン化した
⇒アニメ「胡蝶綺 ~若き信長~」
○○をイケメン化する系のアニメはこれまでにも多くありましたが、このアニメ「文豪ストレイドッグス」は一味も二味も違います。
ただ、イケメン化するだけでなく、そのストーリーや作画・構成が実にしっかりしているんです。
しかも、文豪ファンの心を掴むような、言葉の演出も随所に見られ、アニメファンにも読書ファンにも納得できる内容になっています。
散りばめられる名セリフ
タイトルに文豪と付けるからには、ただ文豪をイケメンにするだけではファンは納得しません。
ですが、しっかり作中に文豪にふさわしい名セリフが散りばめられているんです。
ちょっとネタバレになってしまいますが、その一部を紹介します。
太宰治の名セリフ
アニメの中でも自殺願望を持つ太宰治。
なぜ君は死にたいのか?と聞かれて答えたのが・・・

太宰治
生きることを「行為」と言い、何かに価値を見出さずにはいられない。
それは物書きである人間の性なのかもしれませんね。
森鴎外の名セリフ
マフィアのボスとなった森鴎外が、マフィアの本質について語った内容。

森鴎外
物書きは常に本質を求め続けます。
時にそれが言葉遊びのように見えてしまい、一般の人には受け入れられなかったりもします。
正直言うと、このあたりが好き嫌いが別れるところかもしれません。
異能力者バトルと頭脳戦の予感

異能力者のバトル
アニメ「文豪ストレイドッグス」のすごいところは、ただ文豪をイケメン化しただけではないって事。
一般ウケする要素として、「異能力者バトル」があります。
中原中也は重力を操ります。
太宰治は能力を無効化させます。
なんだか、ジョジョの奇妙な冒険みたいじゃないですか?

異能力者のバトル
この異能力者同士の、考え抜かれた知的戦略に基づく頭脳戦及びバトルが、これまた面白いんです!
この第3期の第1話(シーズン通すと第26話)では、その序章のようなバトルでしたが、なんとも目を引き脳を刺激する内容となっています。
アニメ「文豪ストレイドッグス」のネットの口コミや評判は?
続いては、アニメ「文豪ストレイドッグス」のネットの口コミや評判についてです。
ストーリーはシンプル、見せ方のセンスが良い。
絵がきれい、かつ作風に合っている。
OP、EDの曲も作品に合っていてとても良い。絵も全力。
全体的な見せ方が上手い。かっこいい。
つまり、絵と演出のセンス勝ち、な作品だと思う。
ストーリー重視の方、文豪設定に期待している方には、物足りないかもしれないです。
設定を活かしきれていない感やストーリーの浅さは否めないけれど、逆に言えば、気軽に楽しめるので、これはこれで良いと思います。
異能力やキャラクターにクスッと笑えるように、文豪を取り入れたのかなという程度に受け入れて見ると、面白いです。
一気見しましたから。
何と言っても絵が美しい!普通に面白いと思いながら観進めていましたが、第二シーズンからの黒の時代を観てからは すっかりハマりしました。
今では「太宰治と黒の時代」の文庫本も読み、奥深さに感動しています。
とにかく癖になる。
元々、作品に対する印象は良くなく、異能バトル(笑)と遠ざけていたのですが。
アニメ化の折に、大好きなアイカツの諸星すみれちゃん(泉鏡花役)が出ていたことと、五十嵐監督の手がけた桜蘭高校ホスト部をはじめとする作品が大好きだったため、視聴し始めました。
そしたらとにかく、(陳腐な表現ですが)キャラクターの個性が豊かであっという間に引き込まれ、今では漫画も購入しています。
五十嵐監督の演出のキャッチーさと作品らしい原稿用紙と文字の表現の相性がとても良いです!
また中島敦役の上村さんをこの作品で初めて知ったのですが、熱血というわけでもないけどいつも全力な敦くんにピッタリだと思いながら見ていました。
アニメ「文豪ストレイドッグス」第1話はこんな人におすすめ!

擂鉢街
読書が好きで、日本の文豪作品を読まれて来た人にはぜひ観ていただきたいです。
太宰治を現代風にイケメン化したらこうなりました。
というのが、実にハマっているんです。
また、文豪らしい名セリフも見所のひとつです。
さらには、ジョジョの奇妙な冒険を髣髴とさせる、異能力を使った頭脳戦。
このように、文系の人にも理系の人にも見所はたくさん用意されていますので、ぜひ観てみる事をおすすめします!
まとめ
いやぁ、ひっさしぶりに第1期の第1話からしっかりみたいなぁと思える作品に出会えました。
私自身小説を読むのも好きですし、アニメも好き。
特にジョジョの奇妙な冒険のような頭脳戦バトルも大好き。
それをひとつに詰め込んだのが、このアニメ「文豪ストレイドッグス」です。
ぜひあなたもアニメ「文豪ストレイドッグス」を観て、過去の文豪に思いを馳せつつ、頭脳戦で知的好奇心を満たしてみてはいかがですか?
ということで、以上、アニメ「文豪ストレイドッグス」第1話の感想&レビューでした!