【感想】アニメ「BEM」第1話を忖度なしでレビューしてみた!

2.0
BEM おすすめ度★★☆☆☆2
BEM 引用元:公式HPより https://newbem.jp/story/178/

こんにちわ、ひろし(@anime__hiroshi)です!

今回紹介するアニメは、「BEM」です。

もう50年も前にアニメ化されていた「妖怪人間ベム」が原作となっています。

 

ひろし
ひろし

妖怪人間ベムがどうリメイクされるか楽しみ!

 

30代の人でさえも再放送で観たかどうかくらいかもしれませんが、当時は一世を風靡したというアニメのリメイクですので、期待です。

ということで早速、アニメ「BEM」第1話の感想をレビューして行きます!

 

 

アニメ「BEM」のあらすじ

■アニメ「BEM」公式Youtube動画より

TVアニメ『BEM』本PV 2019年7月から放送開始!

人間同士の差別意識が、街の形として具現化したリブラシティ。

アッパーサイドからアウトサイドに左遷されてきた若き女性刑事ソニアは、赴任早々、連続溺死事件を追ううちに、人知れず犯人と戦う1人の男と出会う。

その男の名は、ベム。2人の運命の歯車が、今、静かに動き出す。

引用元:公式HPより

 

 

前情報なしでアニメ「BEM」第1話を観た感想・ネタバレ

妖怪人間

妖怪人間

タイトルは、「妖怪人間ベム」改め「BEM」。

えっ?

 

なんでローマ字だけの「BEM」なの?

 

まぁ、このあたりは何となく現代風にローマ字表記してみました的な感じなのかな?

で、「BEM」第1話視聴後の感想ですが、

 

続きは観ないかなぁ・・・

 

です。

その理由は以下の通りです。

 

原作のリメイクというか・・・

ベム変身後

ベム変身後

TVアニメ放映当時一世を風靡し、現代も尚語り継がれるアニメです。

そのリメイクであるからには、それなりの作品でないといけないかと思います。

 

原作にリスペクトしつつも、現代風にどうアレンジしていくか。

 

難しい課題だったとは思います。

で、視聴後の感想としてとにかく違和感だったのが、ベラの少女化です。

原作では、ベラは母親役だったはず。

ベムがお父さん、ベラがお母さん、ベロが息子。

妖怪だけど人間に憧れる家族が、人間になるための人助けをするイメージだったんだけど、その根本的なイメージが崩されました。

いい意味で期待を裏切ってくれたのであればいいのですが、どちらかというとネガティブな裏切りでした。

ベラ自体はかわいいしいいんですけど、原作の雰囲気を生かすのであれば、

 

ベラはもう少し年齢設定を上げてほしかったです。

 

そう思ってる人は多いはずです。

ここの設定を変えるということは、原作のリメイクと言えるかどうか、ちょっと怪しい気もします。

 

音楽には力入ってます!

妖怪人間ベム

妖怪人間ベム

ぶっちゃけアニメとしての内容は、微妙です。

ですが、この「BEM」。

音楽は相当力入ってます!!

 

■オープニングテーマ
「宇宙の記憶」
作詞・作曲・編曲:椎名林檎
演奏:SOIL&“PIMP”SESSIONS
歌:坂本真綾■エンディングテーマ
「イルイミ」
作詞・作曲・編曲:降谷建志
歌:JUNNA

 

オープニングテーマの作曲は、誰もが知ってる椎名林檎!

エンディングテーマの作曲は、Dragon Ashの降谷建志!!

うぉーすげー!と思う一方、

なんでこんな豪華な布陣になってるんだろ!?

と、思わなくもないですか?

 

・制作陣が頑張って資金集め出来た結果?
・プロジェクト協力している「Production I.G」の力?

 

色々思う所はありますが、音楽に関しては文句なしです。

特に、オープニングのジャズっぽいちょっぴりダークな曲調は、妖怪人間のイメージにピッタリです。

さすが椎名林檎といったところでしょうか。

本編は正直微妙ではありますが、オープニングとエンディングテーマに救われている感を感じなくはないですね。

 

 

アニメ「BEM」のネットの口コミや評判は?

続いては、アニメ「BEM」のネットの口コミや評判についてです。

猫娘の美少女化とはわけが違うんだよ。
ベラがJK化していた。

昔やっていたオリジナルアニメでは、ベムがお父さん、ベラがお母さん、ベロがその子供
みたいなイメージで見ていた。

なので、ベラだけで観る気が無くなった。
赤髪の女子高生って何なのか。

ターゲット層が分からない
最近こういう作りのリメイク多いですね、ルパンとか鬼平とか。
(ルパン以外はあんまりよかったと思えませんでしたが。)
1話を見ましたが、結局どこに力入れてるのかイマイチわかりませんでした。
キャラデザは女性向けな印象、ダークなストーリーは男性向けな印象。
但し、戦闘シーンや変身シーンに迫力がなくダークさが際立たない。
手広くやろうとして半端になっているイメージです。
なのでおそらく失敗だろうな…と言うのが全体の印象でした。
(途中で良い方に印象が変わったらごめんなさい…。)

新しい”妖怪人間ベム”
わたしが子供の頃にテレビで放送されていた『妖怪人間ベム』のリメイクというか、似た設定のまったく別のアニメ。(「再放送」しか見ていませんけど。)
当時は、妖怪人間たちが人間風に変身しているときでも妖怪寄りでしたし、女性捜査官も出てきませんし、場所も日本風で東京タワー風の建物があるようなところでした。
このアニメは、たぶん、BEMより女性捜査官がprotagonistで、場所はアメリカのどこかの都市に似た風景の場所です。このアニメではベム、ベラ、ベロも人間風に変身しているときはかなり人間寄りです。なんと、ベラは、女子高生風の美少女です。ベロも美少年。

アニメ「BEM」第1話はこんな人におすすめ!

女性刑事「ソニア」

女性刑事「ソニア」

原作を観たことがある人は、私と一緒で個性の強かった妖怪人間ベム・ベラ・ベロを想像してしまうと思います。

特にベラについては、容姿が全くの別人となっていますので、それを許容できるかどうかです。

ただ、

 

原作をまだ観たことがない人には、このダークファンタジー風な作風がはまるかもしれません。

 

若い方でまだ原作を未視聴であれば、ぜひ女性刑事ソニア目線で物語を追われるといいかと思います。

第2話以降のストーリーが原作を踏襲するのであれば、人間と、人間になりたい妖怪人間との切ない物語を楽しめることでしょう。

 

まとめ

アニメ「BEM」は、

 

ベラの少女化に若干引きつつも、OPとEDの楽曲に惹きつけられる

 

というちょっと難しい作品です。

原作を知っている人からすると、違和感を覚えるかと思います。

ただ、その違和感を受け入れられるのであれば、楽曲もいいのでぜひおすすめしたいです。

ですが、私はどうも原作からのイメージと離れていて、ちょっと続きを観る気にはなれませんでした。

ということで、以上、アニメ「BEM」第1話の感想&レビューでした!